ゲームブック ドラゴンクエストⅡを熱く語る!

不朽の名作「ゲームブック ドラゴンクエストⅡ」(エニックス版)                                        完成度の高い作品をゲームと比較しながら熱く語ります。 Twitter もあります→ https://twitter.com/john_dq2_book

2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

【創作 54】3人の絆

大きな困難を乗り越えるために必要なのは、綿密な奇策を用いることではなく 仲間と心を1つにして、信じあい助け合いながら共に立ち向かうこと。 アルファズルの言葉に目が覚めたおれは、今の気持ちをナナに伝えることにした。 教会の入口では、おれのことを…

【創作 53】カインに出来ること

王子の異名を払しょくするために考えたおれの策は、ナナの協力あってのものだったが ナナにはムーンブルクのことを明かせないことを思い出し、思わぬ形で頓挫した。 おれは救いを求めて、アルファズルに会おうとムーンペタの町までやって来た。 「カイ~ン!…

【創作 52】最難関

デルコンダル王には、ムーンブルクに来てローレシアと同盟を締結するよう持ち掛け 王子には同盟締結の場で「ロトの印のステッカー」を渡すように話をつけた。 国家間の連携を示す重要な場面で、あんなものを友好の証として渡すような王子を デルコンダル王が…

【創作 51】ロトの印のステッカー

おれは自分が考えた作戦の全貌をサイラスに話し、渋るサイラスを強引に引っ張って 謁見の間へとやって来た。 「やあ、カイン。久しぶりだね! 元気そうじゃないか。 ん? いったいどうしたんだい、サイラス?」 王子は嬉しそうにおれを出迎えると、おれに引…

【創作 50】友好の証

デルコンダル王の説得に成功したおれは、サマルトリアに帰って一晩ゆっくりと休み 翌日、朝から意気揚々とローレシアへやって来た。 王子に話をする前に、まずはサイラスに会っておれの作戦について話しておこう。 おれはサイラスを呼び出した。 「カイン殿…

【創作 49】ポーカーフェイス

おれはデルコンダルへとやって来た。 ここへ来るのは何度目だろうか? 世界が平和になってからしょっちゅう来ているな。 ここのおっさんは疑い深いところはあるが、情には厚いし案外使える奴だからな。 今回も利用させてもらうとするか。 おれは王様への謁見…

【創作 48】キーパーソンは3人

王子についた『不名誉な異名』を取り去るべく、奇策を思いついたおれは いったんサマルトリアに帰って、今思いついた策を熟考し直すことにした。 おれが帰ると言ったのを受けて、サイラスもローレシアに帰ると言い出した。 どうせ帰るなら、ルーラで送ってい…

【創作 47】 汚名返上の奇策

「破壊神を破壊した男」 王子につけられた異名のせいで、ローレシアから人々が逃げ出す事態が起きている。 ローレシア青の騎士団長サイラスから話を聞いたおれたちは、ローレシアの人口が 今よりも減少しないように、人口流出を食い止める策を考えることにし…

【創作 46】不名誉な異名

落ち込んだ様子のナナに案内されて、ムーンペタの教会にやって来たおれは ひどく憔悴した様子のサイラスが教会に来ていることを知った。 暗く重苦しい空気の中、おれはナナが用意してくれた椅子に腰かけた。 さっきは「カイン殿下、どうしてこちらへ?」と聞…

【創作 45】絵になる美女

ムーンブルク王の遺骨を無事に西のほこらに安置してもらって ついでに故郷に帰っていたという(?)リオスを復興の味方に加えることが出来た。 おれは充分な成果にすっかり満足して、ムーンペタの町に向けて馬を走らせていた。 町に近づいていくと、門扉にも…

【創作 44】 ムーンブルク城

ムーンブルクの再興に向けて人々に声をかけ、おれに出来る準備はすべて整った。 おれは関係者に連絡をとり、1週間後にムーンブルクへ集合するようにと伝えた。 1週間後、デルコンダルから呼んだ奴らに城内に残るがれきの撤去をしてもらい おれたちはオーウ…

ブログ再開のお知らせ

みなさま、ご無沙汰しております m(_ _)m 創作物語が途中のまま ブログの更新を突然ストップしてしまい 申し訳ございませんでした (´;ω;`) このブログで ゲームブック愛について熱く語り さらに派生して、エンディング後の世界を妄想してアレコレ物語を書…