「金の鍵」&「聖なる織機」を手に入れ、ナナのお誕生日会も大成功!
お腹いっぱいの王子たちはザハンの町をあとにします。
ザハンの町から、一番近いデルコンダル城まで長い船旅で戻ります。
前回は新年のお祭り中でしたが、今はもう春のぽかぽか陽気 (*´ω`*)
季節が変わったからなのか、前回とは城の印象が違います。
城門に近づいて、印象が違う理由がわかりました (;゚Д゚)
城門前にはバピラスの大群
門兵は自在に飛び回る敵に悪戦苦闘中 (>_<)
「ちっ!トロくって見てられねえぜ。ベギラマ!」
カインの呪文を合図に、一気にバピラスに襲い掛かる王子たち。
強くなったローレシア王子たち。バピラスなんて、もはやザコ敵 ( *´艸`)
正門前のバピラスたちは王子たちが簡単に倒してしまいます。
一息つくと、城の中からも悲鳴や怒号が聞こえてきます (; ・`д・´)
城内にもバピラスの大群が侵入しているようです!
「ぼくはローレシアの王子。
助太刀します!城内に入れてください!!」
身分を明かし、城門前の門兵に城内へと入れてもらう王子たち一行。
カイン&ナナの攻撃呪文で弱らせたバピラスたちを
窮屈な船旅で欲求不満だったオルム&レオンが大立ち回りで斬りつける。
斬る!斬る!斬る!
返り血を浴びながら剣を振るい続ける、王子・オルム・レオン
最後の一匹も、ローレシア王子が真っ二つに斬り裂きますヾ(*´∀`*)ノ
バピラスを斬り倒し、デルコンダル城の謁見室に通された王子たち。
謁見室までバピラスが入り込んだようで、壁や床はボロボロ (>_<)
近衛兵や重臣たちで無傷の者はおらず、王様はケガこそしていないものの
疲れ切ってやつれており、ずいぶんと老けた印象に変わっていました (~_~;)
「おぬしは敵国の王子。わしの命令でそなたの首など簡単に飛ばせる。
なのに、なぜ助けてくれたのだ?」納得いかないという顔の王様。
「今は国同士で争っている時ではないのです。
大神官ハーゴンを倒さなくては、世界は終わりです。
魔物を呼び寄せたのも、すべて奴の仕業です!」
考え込んだデルコンダル王に、重臣のひとりが忠言します。
「王様、だまされてはなりませんぞ!
敵国の王子が、デルコンダルの支配を目論んでいる可能性も…」
「違います!!」
それまで沈黙を守っていたナナが、王の前に駆け出してきます。
人々はすべて殺され、美しい花畑は毒の沼地となり
私が生まれ育った城は、呪われた廃墟になってしまったのです!
今のままでは世界中がムーンブルクのようになってしまいます。
そうなる前に、ハーゴンを倒さなくては…」
ナナの言葉に、深くうなづいたデルコンダル王。
「ローレシア王子よ。只今、このときより
兵をあげる。それでよいな?」
「はいっ!!」
王の言葉に、先ほどの重臣が再び口を開きます。
「王様!この者たちの言うことが真実だと、どこに証拠が?」
「証拠ならある」
「……」
王様はナナの顔を見つめて言った。
「その娘、いや、ムーンブルクの王女の瞳、それがなによりの証拠じゃ」
デルコンダル王は同盟を守る約束として
青く大きな宝石『不思議な宝石』を手渡してくれました。
ゲームブック下巻で、私がとても好きなこのシーン (*´ω`*)
何度も牢屋に入れられたり散々な目に遭わされてきましたが
デルコンダルも同盟を結んで、ともに戦ってくれることになりました (*´▽`*)
ラダトーム王が「隠れていてすまなかった」と謝罪して
「ロト三国とともに戦う!」と宣言してくれたときも感動しましたが
敵対国でありながら「ナナの瞳を信じる!」と
同盟を結んでくれたデルコンダル王には大感動です°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
デルコンダル王から「不思議な宝石」を手に入れ
次なる町へ向かいましょう!
次回もお楽しみに~♪