ローレシア城を出て、ハーゴン討伐の旅に出る決意を固めたローレシア王子。
息子の身を案じた父王に「城を出ることは絶対に許さん!」と言われます (>_<)
父に隠れてこっそり城を抜けだすとしても、会っておきたい人がいる…。
王子は、母がいる男子禁制の後宮を訪ねます。
入口でひざまづいて待っていると、華奢で透き通るような白い肌の母が現れます。
「普段は呼ばないと来ないのに、どうしたのかしら?」
息子を見て、優しく穏やかに微笑む王妃。
(はかなげな美人さんなのでしょうね (*´ω`*))
王子は、ナナを助けるため城を出たいと思っていること、
ナナを助け出した後は、ハーゴン討伐ためロンダルキアへ向かいたいこと
父は反対しているが、押し切って旅をしたいと思っていることを母に伝えます。
息子の話を黙って静かに聞いていた母。
あなたはもう大人なんだものね。
あなたが自分で決めたことに対して
私から、とやかく言うことはないわ。
あなたは勇者ロトの子孫だということは忘れないで。
勇者の血が流れているのだから、つらくても、苦しくても
自分で行くと決めた以上、くじけてはいけませんよ。
それがわかったなら、どこへでも行ってしまいなさい!
背を向けて、後宮の奥へとゆっくり歩いていく母。
後ろ姿からも、母が泣いているのがわかります (/_;)
まだまだ子供だと思っていたのに…
いつの間にか一人前の大人になっていたのね…
つぶやく母の声を聞きながら、王子は後宮をあとにします (;_;
お母さ~ん…(T_T)
親離れ・子離れの瞬間ですね。
息子が成長して、自分の意志で「こうしたい!」と言うのを聞いて
自身の寂しい気持ちを抑えて「行ってこい」と背中を押す母の愛。
優しくもあり、芯の通った強さもある美しい女性…
この場面だけで、そんな母上のイメージが目に浮かびます。
透き通るような白い肌、たおやかで優美な物腰も含めて
お手本にしたい女性像ですね (*´ω`*)
命を狙われている息子、危険な目に遭わせたくないから
城において守ってあげたいと願う父の愛。
息子が、自分の意志でやりたいと思うことがあるのなら
寂しさをこらえて送り出してあげたいと思う母の愛。
形は違えど、両親の愛を一身に受けている王子 (*´ω`*)
こんなにも愛されているなんて王子は幸せ者です。
平和な世の中を取り戻し、いつか両親に恩返しできるといいですね (*^▽^*)
そのためにも、打倒ハーゴン!!
旅立つ前に、父の命を救ってくれた大司教様にも会っておきましょうね。
次回は、大司教とのほっこりエピソードです♡
次回もお楽しみに~♪