サマルトリアを守るための御前会議。
ルプガナ・アレフガルド連合軍とデルコンダル軍に協力してもらい
挟撃作戦で敵を壊滅させよう!と提案したカイン。
他国との連絡には、魔法が必要不可欠。
魔術が嫌いなサマルトリア王は、カインの師匠グランログザーを排除しようとしますが
「城を守るために必要だ!好き嫌いで判断するな!」とカインに苦言を呈されます。
カインの言葉に父王も考えを改め、グランログザーの魔術に頼ることに。
魔術によって、デルコンダル軍が2日後に到着することがわかります。
決戦はあさって。
あさって、サマルトリアの運命が決まります!!
決戦に向けて
グランログザーがカインに「ザラキ」を教えてくれました(キタ――(゚∀゚)――!!)
決戦前夜、カインはサマルトリア王の部屋に呼ばれます。
「カイン、おまえ幾つになった?」唐突にカインに尋ねる父上。
「16...あ、いや、17になります」
決戦を前に忘れていましたが、今日はカインの誕生日 ヾ(*´∀`*)ノ
サマルトリア王はカインの誕生日を覚えていて、部屋に呼んだのでしょうね。
「明日の決戦にはこれを持って行け!」
そう言ってサマルトリア王は、絹に包まれた平たいものを手渡してきます。
包みを開けると…
ロトの盾!
「この盾は受け取れません。だって......」
親父は、おれを制して言った。
「今までわしは、おまえに嘘をついておった。わしはともかく、おまえは、確かにロトの血筋を引いておる。おまえには、この盾を受け取る資格が十分にあるのだ 」
「何だって!どういうことです」
「わしがロトの血筋を引いていないことは、おまえも知る通りだ。前王は世継ぎのないまま亡くなられ、一地方領主にすぎなかったわしが王に選ばれたのはもう二十六年も前のことになる……。だが、お前の母親はロトの縁者だった」
カインの誕生日に交わされた、父と息子の会話。
衝撃発言の連続で、新情報が多すぎて…大混乱に陥りますね…(*_*;
カインの父、サマルトリア王はロトの子孫ではありませんでした。
カインもそのことは知っていて、自分もロトの子孫ではないと思っていました。
でも母親がロトの子孫で、カインはロトの血を引いていることが明かされました。
カインの秘密を知った今、旅で起きた小さなエピソードが胸に刺さります…。
ドラゴンの角で、勇者ロトや勇者アレフの壁画に無反応だったカイン…
塔の壁画に描かれているもの…何だか様子が変なカイン - ゲームブック ドラゴンクエストⅡを熱く語る!
自分だけ「ロトの子孫ではない」ことがつらかったんでしょうね (;_:)
誰にも似ていない自分を、いじけたふりして笑いに変えたりもしました… ( ノД`)
不思議な老人から明かされるハーゴンの過去 - ゲームブック ドラゴンクエストⅡを熱く語る!
子孫に向けたメッセージが、カインには聞こえていないこともありました (T_T)
ぼくにしか聞こえない不思議な声(?)で銀のカギGET - ゲームブック ドラゴンクエストⅡを熱く語る!
ぼくにしか聞こえない パート2 - ゲームブック ドラゴンクエストⅡを熱く語る!
「カインもロトの子孫なのに、なぜ子孫に向けたメッセージが聞こえないのか」
子供の頃に、このゲームブックを読んだときはわかりませんでした。
このブログを書くにあたってこのシーンを読み直し、理由を検証しました。
そして私なりのある仮説を思いつきました (^_-)-☆(たぶん正解です!)
「カインは『勇者ロトの子孫』だが
勇者ロトが、何人の子供をもうけたのかは不明です。
ロトの何代後に、勇者アレフが登場するのかも不明です。
勇者アレフに、兄弟・姉妹がいたのかも不明です。
どの時点で直系からはずれたのかはわかりませんが、カインの母&カインは
「勇者アレフの叔父さんの子孫」とか「勇者アレフの妹の子孫」とか
勇者アレフの親戚筋の子孫なのでしょうね。
ローラ姫の言葉は「わたしのいとしき人の子たちよ」となっていますから
「わたしのいとしき人の親戚の子たち (;´∀`)」であるカインには
ローラ姫のメッセージは聞こえなかったということなのでしょう。
「湖の洞窟」の守護主ライムンドゥスはローラ姫と親しかったので
同じように「ローラ姫の子孫たち」に向けて言葉を残した。
だからカインには聞こえなかったのでしょう (^_-)-☆
カイン出生の秘密について、ついだらだらと書いてしまいました (>_<)
父と息子の会話はまだ続いていますよ (*´▽`*)
次回もお楽しみに~♪