病床の父王と面会したローレシア王子は、『ロトの印』を受け取り
改めて父親に「ハーゴン討伐」を誓います。
決意を新たに、ローレシア城の大聖堂へ戻ると
カインが深刻な顔をして重臣たちと何やら話をしています。
「サマルトリア城が、落城寸前なんですって…(>_<)」
神妙な顔でナナが教えてくれます。
「やあやあ。どうされましたか、みなさん。
こんな夜更けにお集まりになって (*´▽`*)」
ついさっき、父上の寝室で一緒だった大司教が王子たちのもとへやって来ます。
さきほどは真剣な表情で「人の寿命を魔法で変えてはならないのです!」と
言っていたのに、近づいてくる大司教は何だかへらへらしています。
あ、あやしい…(; ・`д・´) こいつ、本当に大司教か?
怪しいので、かまをかけてみましょう (^_-)-☆
「元気そうですね。長く患っていた病は癒えたのですか?」
「…え、ええ。もうすっかり (*'▽';)」
ハイ、偽物~! ローレシア王子は剣を鞘から抜いて構えます。
「どうしたのよ、大司教様に剣を向けるなんて!」驚くナナ Σ(・ω・ノ)ノ!
重臣と話していたカインも、驚いた表情で駆け寄ってきます (゚д゚)!
「こいつは偽物だ!
大司教は病気なんてしていないし、病なら魔法の力ですぐに治せるからな!」
「フハハハハ。バレたならしょうがない」
大司教もどきは変化を解いて、正体を現します。
ゲームでは地下の牢屋にいた「地獄の使い」
ちなみに、王子が怪しみながらもかまをかけずに放置していると
射程距離に入った段階で先制され、ベギラマをうたれます (>_<)
ローレシア城内なので「ラリホー」で眠らせましょうか (^_-)-☆
非常事態なので、城の被害のことはとりあえず置いておいて
「ベギラマ」を唱えちゃってもいいですよね ( *´艸`)
ゲームでも、あまり強くない「地獄の使い」
ベギラマを連打されない限りは、まあ勝てるでしょう (^_-)-☆
勝つと、ナナの最強武器「いかづちの杖」が手に入ります(((o(*゚▽゚*)o)))
「いかづちの杖」は、カインの「てつのやり(+5)」より強い「+6」の攻撃力。
さらに戦闘突入時に1回だけ、敵のHPを20ポイント減らすことが出来ます。
敵の防御力無視で、必ず20ポイント減らすことが出来る優れものヾ(*´∀`*)ノ
負けると…
「おにいちゃん、あぶない!!」
兄のピンチに、サマルトリア王女ティア姫は猛ダッシュ
全速力のまま、地獄の使いの背中に真っすぐぶつかっていきます!
突然の背後からの体当たりに
背中を見せてばったりと倒れてしまう地獄の使い ( *´艸`)
「よくやったぞ!ティア!!」
背中を見せてぶざまに転がっている地獄の使いに斬りかかるカイン。
王子とナナもカインに続き、起き上がる前に倒してやりました~!! ( *´艸`)
ずるくても、敵を倒せればいいんです ( `▽´)ノ
「あたしって、すごく役に立つでしょう <(*`▽´*)>」
自信たっぷりに、誇らしげに笑うティア姫 (*´▽`*)
ローレシア王子は心の中でつぶやきます
「やはり血は争えない。さすが、カインの妹だ…(;´∀`)」
おっかないこん棒を2つも持って、ベギラマをバンバン唱えている魔物。
背後からとはいえ、12歳ほどの少女がダイブして倒してしまうなんて!!!
やっぱり、サマルトリア王女は最強ですね ( *´艸`)
無事に、地獄の使いを倒すことは出来ましたが
カインの耳に届いた「サマルトリア城、落城寸前」の知らせ…(。-_-。)
さて、カインの決断は??
次回もお楽しみに~♪