ゲームブック ドラゴンクエストⅡを熱く語る!

不朽の名作「ゲームブック ドラゴンクエストⅡ」(エニックス版)                                        完成度の高い作品をゲームと比較しながら熱く語ります。 Twitter もあります→ https://twitter.com/john_dq2_book

カインが最後に望むものは…。

ロンダルキアのほこらで癒された王子たち3人は、ハーゴン城へ向かいます。

それぞれ「自分の祖国にそっくり」に見えるハーゴン城。

不審に思いながらも、中に入ってみます。

 

気がつくとサマルトリア城の謁見室に立っているカイン。

目の前には親父、サマルトリア王がいます。

王の両隣にはモルディウス卿とティメラウス卿が控えています。

f:id:john0910:20171209034336j:plainf:id:john0910:20171207062514j:plain 2人とも王の横に控えている感じではありませんが…(;´∀`)

 

「よくやったな!カイン (*´▽`*)」

親父(サマルトリア王)がカインを褒めてくれます。

 

「カインよ。おぬしは魔戦士として一人前じゃ ( ̄▽ ̄)」

後ろから声がかかり、振り返るとグランログザー師匠が立っています。

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グランログザー師匠の言葉に、大きくうなずくサマルトリア王。

あんなに仲の悪かった親父と師匠が、肩を並べて笑っています (*´ω`*)

 

「やったね!おにいちゃん (*´▽`*)」

ティア姫が飛びついてきます (*´ω`*)

 

 

みんなが仲良く、幸せそうに笑っている (*´ω`*)

懐かしい顔、懐かしい声。見るもの・聞くもの、すべてが快い…♡

こんなに心が和んだのは生まれて初めてだ (*´ω`*)

 

満ち足りた気持ちの中で、カインは思います。

 あとは、ここにナナがいれば……!

 

 

カインの心の声が聞こえたのか、どこからともなくナナがあらわれます。

 「カイン、あなたのおかげよ♡」

カインに抱きついてくるナナ。

柔らかい身体...鼻腔をくすぐる香水の香り...(*´ω`*)

 

ナナが香水をつけているなんて知らなかった…

ずっとそばで一緒に旅をしていたというのに…

 

ナナがそっと身体を離して、カインを見あげてきます。

涙で潤んだナナの瞳...(*´ω`*)

 

「もう、離れたくないの…」

 

 

キャー (≧∇≦)♡

カインは「ナナが香水をつけてたなんて知らなかった」と言っていますが

からしたら「カインがナナを好きだなんて知らなかった!」

 

ドキドキが止まらないこの展開ですが

カインは勘が鋭いので「こんなことあるわけない」というルートがあります (;_:)

(悲しい話なので、さらっと済ませましょう)

 

 

こんなことあるわけない!とナナを突き飛ばすカイン。

悲鳴を上げて倒れるナナ。

 

「カイン、どうして? あたしはこんなにあなたのことを……」

「やめろ! その先は言うな!!」

 

いつしか、親父も師匠もティアも姿を消しています。

白くぼんやりした景色の中にあるのは、うつむいたまま涙を流すナナの姿だけ。

 

「どうして信じてくれないの? あなたにもらった貝殻

 あたし、今でも大切に持っているのに…」

 

貝殻を握った手をカインの方へ向けるナナ。

カインはナナの手を振り払います。

 

「みんな嘘だ!まやかしだ!こんなことあるわけない!」

 

ナナの手から落ち、砕け散る貝殻...ぼんやりと薄れて消えていきます。

泣き続けているナナ…その姿もだんだん薄れて消えていきます…

 

すべてが消えた世界...

カインの心に残ったのは、深い悲しみと激しい怒り でした…(T_T)

(ここでナナの悲鳴を聞き、幻覚から覚醒します)

 

 

自分に都合のいい幻から「好き」と言われても意味はない…(;_:)

とは言え、愛するナナを拒絶し続けるカインの気持ちを思うと…(´;ω;`)ウゥゥ

 

夢でも、幻でもいいじゃない!

好きな人が「離れたくない」って言ってくれるんだから、ガンガン行っちゃおう!

そのルートは次回お伝えしますね ( *´艸`*)

 

 

次回もお楽しみに~♪