「あわれなモンスター特集」第3弾です。
今回も【ゲームブックに登場しなかったモンスター】をご紹介しま
ゲームブックに出てこなかったモンスターは今回でラストです。
まずはこちら
グール
ロンダルキアの洞窟で出てくるイメージが強かったので
ゲームでの初登場は「満月の塔」でしたね (;´∀`)
(前回のラストに紹介するのが筋ですが、小さいことは気にするな~ (;´∀`))
動く死体は、ムーンブルクで「リビングデッド」が出た以外は
「腐った死体」
ゲームプレイ中は「ギラ」ばかり唱える派手な腐った死体と小馬鹿にしていました
通常攻撃めっちゃ強いですね! 一撃でHP30とか削られてビビりました (>_<;)
実はキラーマシンに匹敵するほどの、ものすごい攻撃力を持ってるんですよね。
死体を改造して、おそらくキラーマシン並みの攻撃力の高い殺人鬼を作るつもりが
どこをどう間違えたのか、完成したのはただ「ギラ」
この点にカインたちが何か言及してくれたら
旅の流れとしては、ちょうどアルファズルも同行しているあたりなので
海底洞窟で魔法の実験をしている中で、グールも改造されていたという設定で
死体にだって意志はあるんだ!みたいな話になれば面白くなるよな~。
ということで、 前回褒められたので調子に乗って またまた私の妄想... (;´∀`)
べビルに案内されて海底洞窟を進んでいくと、少し開けた場所に出た。
「気ヲツケテ!ココニ人体実験ニ使ワレタ死体ガイルヨ!」
べビルの声にあたりを見まわすと、暗がりに青い人影がうごめいているのが見えた。
(べビルを助けていなかったら、不意打ちでギラされてダメージを受ける展開で)
♦ グール 2体 HP140 攻撃力45 守備力20
敵の攻撃で0、1、2が出るとグールは「ギラ」を唱えてくる。
守備力に関係なくHPを6減らすこと。
敵の攻撃で「3」(痛恨の一撃)が出なければ、ほぼ負けない状況。
負けても、サイラスたちが助けてくれてHP1になるけど誰も死なないってことで。
戦闘後
「あいつら、見るからに強そうな屈強な身体つきだったよな。
なのに、なんで攻撃してこないで『ギラ』ばっかり唱えてきたんだ?」
「彼らはおそらく有能な戦士たちだったのだろう。ハーゴンは屈強な戦士を集め
改造して凶悪な殺人鬼をつくろうとしていたに違いない。だが、ハーゴンは大きな
見落としをしていた。技術面にこだわるあまり、精神面をおろそかにしすぎたのだ。
彼らは誇り高き戦士。理由なく襲ったりむやみな殺生はしない。彼らが攻撃をせずに
ギラばかり唱えてきたのは、死しても戦士の誇りを守るささやかな抵抗だろう」
「あったりめーよ! 戦士としての誇りは、たとえ死んでも絶対に失うことはねえよ!」
アルファズルの言葉を聞いて、ガルダーは地面につばをはき足を踏みならした。
誉れ高き戦士を凶悪な殺人鬼に改造しようとするなんて......。
許せない、ハーゴン! 絶対に倒してやる!
同じ戦士の1人として、ぼくは決意を新たにした。
ちょっと熱く語ってみた (;´∀`)
こんな展開があれば良かったのにな~と思います。
発展性はあったけど機会に恵まれなかったあわれなグール、残念でした (´;ω;`)
続いてはこちら
スカルナイト
海底洞窟で登場するはずが出てきませんでした (´;ω;`)
ゲームブックの海底洞窟では代わりに「ハーゴンの騎士」が出てまし
(邪神の礼拝堂で悪魔神官が召喚していました)
ロンダルキアの洞窟がコミックになって戦闘が減ったので、交代も
「スカルナイト」と「ハーゴンの騎士」のどちらかがカットされるとすれば
カットされるのは......。そりゃスカ
スカルナイトはゲームでもダンサー(パペットマン・ウドラー・悪魔の目
キラータイガーの影に隠れて存在感なかったですよね。怖い印象はないな~。
出てきても、 アホ タホドラキー並みに「ルカナン」ばっかりしてたイメージ (;´∀`)
キラータイガーと一緒に出てきたら嫌だな~っていう印象しかない… (;´∀`)
ルカナンしかすることないような敵には出番もない。
まぁ、しょうがないね。
ハーゴンの騎士に取って代わられた哀れなスカルナイト、残念でした (´;ω;`)
※ 訂正します!
スカルナイト、海底洞窟で出ていました (;´∀`)
悪魔神官がハーゴンの騎士とスカルナイトを大量にわらわら召喚して
ほとんどをガルダー・サイラス・アルファズルに倒してもらっていました。
カットされたモンスターは画像が保存されてないはずなのにスカルナイトの
画像は出てきたので、いつ保存したのか調べて判明しました (;´∀`)
まさかの自分のブログを読み返して気づくというマヌケぶり… (;´∀`)>
恥さらしついでに、そのリンクを貼ってやるぅ!
復活を!おおっ、復活を! - ゲームブック ドラゴンクエストⅡを熱く語る!
やっちゃいました (;´∀`)
出てるのにカット扱いになってるモンスター、他にもいるかも...(@_@;)
続いてはこちら
ダークアイ
ロンダルキアの洞窟で登場するはずが出てきませんでした (´;ω;`)
コミックで絵にして出すほどの敵じゃない(まず、大きさがよくわかんない (;´∀`))
満月の塔で「悪魔の目玉」が踊ったあとだし
まぁ、しょうがないね (;´∀`)
ライバル対決で「悪魔の目玉」に負けた「ダークアイ」、残念でした (´;ω;`)
続いてはこちら
ダークアイと同じく、ロンダルキアの洞窟で登場するはずが出ませ
人間なのに暴れたり殺戮を好んだりという凶悪なハンターは出てこないですね。
ゲームのモンスターとしては面白いキャラクターだけど、小説やゲームブックになると
なぜ、狂人になったのか? みたいな背景が難しいので出しづらいですよね…。
死んだあとに、本人の意思とは関係なく操られるアンデッド系モンスターと違い
なぜ人が人を襲うのか?となると長い話になっちゃいますからね (´;ω;`)
ゲーム内でも、ロンダルキアの洞窟では凶悪モンスターが多すぎて (´;ω;`)
しかも、バーサーカーはドラゴンと同じフロアで登場するから、遭遇しても
「ドラゴンじゃなくて良かった~ (*´ω`*)」と言われちゃう可哀想な存在。
素早いし攻撃力も高い凶悪モンスターなのに、ゲームでもゲームブックでも
なんだか残念なバーサーカー。不運なキャラで哀れですね (´;ω;`)
※ 再び訂正します!
コメントで教えていただいたんですが、サマルトリア攻防戦でカインがリオスたちと
「古のローラの門」を通って、ローラの門を敗走する悪魔神官デヌスに先回りしたとき
「この場で迎え撃つ」か「町へ行って賢者を呼んでくる」の選択があります。
ここで「賢者を呼んでくる」を選択すると
町はすでにハーゴン軍に占領され、戒厳令がしかれていた。南方の蛮族のバーサーカーが、町の中を歩き回り、市民の姿はほとんど見えなかった。
「賢者アルファズルとの接触は、あっしに任せてください」
リオスが言った。こんなときには、心強い男だ。おれたちはリオスを残して、海底トンネルの出口で待ち伏せすることにした。
確かに書かれていました (;´∀`)
私はなぜかこの場面を
「町に行こうとしたら、リオスが『あっしに任せて』と1人で町に走って行った」と
記憶を書き換えていました (;´∀`)
私に記憶を書き換えられて、カットされたと思われたまま3年以上も放置されて
それだけでも、今までで1番と言っていいくらい「あわれ」ですね (;´∀`)
ごめんよ、バーサーカー m(_ _)m
教えてくださった「ねこみみ」さん、ありがとうございますヾ(*´∀`*)ノ
最後のカットされたモンスターはこちら
ロンダルキア高原で登場するはずが、出てきませんでした (´;ω;`)
この方はねぇ、もうしょうがないですよね (;´∀`)
ゲームブックに限らず、ゲームでも残念な立ち位置のモンスター (;´∀`)
サイクロプスとシルバーデビルは、ゲーム内での扱いが本当に可哀想 (´;ω;`)
なぜ、同じ大陸に上位モンスターと下位モンスターが共存するのかという… (´;ω;`)
しかも、上位がロンダルキア高原の広範囲に生息しているから
サイクロプスとシルバーデビルは、狭~い範囲で細々と活動していますよね (;´∀`)
メイン通りにいるギガンテスと比べると、武器は持たせてもらえずに素手だし
素手だから痛恨の一撃も出せないし、身体に巻いた布もみすぼらしいし (;´∀`)
しかも、同じ境遇で傷をなめ合える存在のはずだったシルバーデビルは
ゲームブックでは、ムーンブルクの兵士に取り憑いてローレシア城に潜入し
王子をかばったローレシア王に大ダメージを負わせる快挙を成し遂げます (`▽´)ノ
ますます可哀想なサイクロプス..… (´;ω;`)
涙なしでは語れない「カットされたモンスター」の大トリにふさわしい存在です!
以上、カットされたモンスターたちでした~。
「あわれなモンスター特集」もこれで終わりか~と思いましたか?
いえいえ、実はここからが本番です!
「カットされたモンスター」なんて前菜みたいなもんですね ( *´艸`)
まだまだ、あわれなモンスターはたくさんいるんですよ ( *´艸`)
次回から「もっとあわれなモンスターたち」をご紹介します (^_-)-☆
次回もお楽しみに~ヾ(*´∀`*)ノ