ゲームブック ドラゴンクエストⅡを熱く語る!

不朽の名作「ゲームブック ドラゴンクエストⅡ」(エニックス版)                                        完成度の高い作品をゲームと比較しながら熱く語ります。 Twitter もあります→ https://twitter.com/john_dq2_book

もっとあわれなモンスター 第3位

ゲームブックに登場はしているものの、雑な扱い・いじられ方がひどい

これならカットされた方がマシだったかも?という「もっとあわれなモンスター」

 

さて、残すはいよいよトップ3です!

3位からは敬意を表して、1ページを使ってたっぷりご紹介します (^_-)-☆

(ダラダラと引っ張りたいわけではありません (`▽´)ノ)

 

 

第3位はこちら!

f:id:john0910:20181029053821j:plain ヒババンゴ


紫(ピンク?)のマンドリル・ヒババンゴ。

 

ヒババンゴ? あれ? 登場してたっけ? カットされたモンスターじゃないの?

どこに出てたっけ? そう思われた方も多いかもしれませんね (;´∀`)


実は、ゲームブック上巻の序盤でちょっとだけ名前が出てくるんです。

なによ、置いてくんなら、あとで勝手についてくもんね。ああ、それでティアは人知れずヒババンゴに食べられてしまうんだわ。なんて悲しい物語なのかしら

 

 エニックスオリジナル版 ゲームブックドラゴンクエスト

 上巻 ロトの末裔たち|エニックス出版局 編   

 

サマルトリアの王女・ティア姫の無限ループにはまり、ムーンブルクには向かえず

カインを探すため強制的に「勇者の泉」へ行くことになったローレシアの王子 (;´∀`)

 

勇者の泉に行くことを決めて「さあ、出発だ!」というところで

「ちょっと待ってて」と言うティアに城の入口でたっぷり2時間待たされます (;´∀`)

 

2時間後に現れたのは、おめかしして手にはサンドイッチの入ったバスケットを持ち

すっかりピクニック気分のティア(もう、嫌な予感しかしないよね (;´∀`))

 

「あたしも一緒に行く」と言われ、「だめだ、だめだ」と止めようとすると

「勝手に追いかけて行くもん!」と言い返されます (;´∀`)

そしてこのセリフ「ヒババンゴに食べられちゃうんだわ」が出てきます ( *´艸`)

 

リリザの町を経てようやくサマルトリアに着いたばかり、まだローレシアの王子

1人旅をしているような序盤、ゲームブックでこのセリフを最初に読んだときは

「あ~、ヒババンゴって紫のマンドリルいたな~。下巻で出てくるのかな~」

なんて思いながら読み進めましたが、最後まで出てきませんでした (;´∀`)

 

 

後にも先にも、名前が出てきたのはこの1回。さらに、出てきたのは名前だけ。

しかも「食べられてしまうんだわ」という不名誉な言いがかりだけ (;´∀`)

 

そう、実体が出るわけじゃありません!

 

じゃあ、カットされたモンスターだろ! というツッコミも出そうですが

カットされたモンスターは、名前すら呼ばれない可哀想な奴ら (´;ω;`)


不名誉な扱いでも、名前が呼ばれたヒババンゴは「登場モンスター」扱いをします!

(カットされたモンスターがたくさんいる中で、名前が出てきただけでも良いよね。

名前を読んでもらえただけでも、ありがたいものですよ…...ねぇ (;´∀`))

 

動く姿も見せず、遺体になっているわけでもなく、ただ名前を呼ばれただけで

「登場した」扱いをされる点でも、可哀想なヒババンゴ (´;ω;`)

 

 

ヒヒ族(マンドリル・バブーン・ヒババンゴ)で最上位にあたるヒババンゴ。 

最上位種なだけあって、攻撃力も高く(たま~にだけど、痛恨の一撃も出すし)

呪文も「ルカナン」「マヌーサ」を使えますよヾ(*´∀`*)ノ

 

もっとあわれなモンスター第5位のくびかりぞく f:id:john0910:20171222051220j:plain と一緒に出てくると

両者からボコボコに殴られて、中盤は結構な強敵でしたよね (@_@;)

 

ヒババンゴは、マンドリル大先生ほどの強烈なインパクトはなかったけど

バブーンよりは目立っていたし、強かったし、やたらとエンカウント率が高くて

そこそこのパワーでボコられる厄介な敵だったな~という印象があります。

 

出没範囲も広くて、くびかりぞくが主にテパの村周辺だけなのに対してヒババンゴは

ペルポイあたりでもバンバン出てくるし、ロンダルキア高原(西側ルート)にまで

出没する機会もありましたよね(どうやって登ったんでしょう...(@_@;))

 

このように、ゲームではそこそこの活躍を見せるヒババンゴ。

ゲームブックでも、少しぐらいは活躍したかったよね (´;ω;`)

カットされたバブーン f:id:john0910:20181029053746j:plain の分も頑張りたかったのにね  (´;ω;`)

 

ティアに言いがかりをつけられて

ローレシアの王子には苦笑いされるだけのネタで終わってしまいました (´;ω;`)

 

 

だからといって、私が妄想で創作した 「ウドラー&ガスト」 や 「グール」 みたいに

ヒババンゴを主役にして「こんな風に出てきたら面白いのにな~」という展開も

特に浮かんでくることもなく…… (;´∀`) (何かイイ話を妄想しようとしても

頭の中はまっさらですわ ( *´艸`))

 

もし、ヒババンゴに会って言葉をかける機会があれば

ティアにちょっといじってもらえて笑いも取れたし、まったく出てこないよりは

名前を呼ばれただけでも良かったじゃん ♪ で終わっちゃうかな~。

 

 

なんて悲しい物語なのかしら。

 

 

ティアのおかげで最後のオチもバシッと決まったので ( *´艸`)

このあたりで第3位の発表を終えたいと思います。

 

 

「もっとあわれなモンスター」も残すところあと2組。

 

実は、1位と2位は僅差で、最初に設定していたランキングと替えました。

最初は2位のつもりで書いていたけど『いや、これは1位だな ( *´艸`)』って。

 

さて、残念ながら第2位に落ちてしまったモンスターは何でしょう?

 

 

ここでお詫びです。

第2位は2体のモンスターです (;´∀`) (←ええ~!ってツッコミきそう...(>_<))

 

「うみうし&しびれくらげ」のように、セットで戦闘に現れたので

(今まで1体ずつだったのに)な~んにも考えず、同率2位にしちゃいました (;´∀`)

 

2体とも、下位モンスターがゲームブックの上巻で登場していて

どちらもイイ活躍をしていますヾ(*´∀`*)ノ

 

2位を獲得したモンスターのうち1体は、このブログでは何度か登場していて

私も長めに言及しています。

痛い思いをした強いモンスターとして、名前が頻繁に登場してきますね。

そんな強いモンスターに対して、カインの発言がひどいよな~ ( *´艸`)

......といったところでしょうか。

 

コメント欄も含め、ブログをじっくり読んでくださる方にはバレバレ ( *´艸`)

「あぁ、あいつらだよね~」と思いながらお待ちください (;´∀`)

 

出来レースですが) 次回もお楽しみに~ヾ(*´∀`*)ノ