前回から大々的に(?)スタートした「あわれなモンスター特集」
【ゲームブックに登場しなかったモンスター】に光を当ててご紹介しています (*´ω`*)
1回目は、マンドリル先生とバブーンについてついつい熱く語ってしまい (;´∀`)
たったの3体しかご紹介できませんでした…。
今回は「船旅スタート ~ 海底洞窟の前まで」です。
はりきっていってみよヾ(*´∀`*)ノ
まずはこのモンスター
ベラヌールとかペルポイあたりで出てくるはずが、カットされました (´;ω;`)
前回の「どろにんぎょう」と同じで、テパの村でブラッドハンドが出るからねぇ…。
まずは見た目。どろにんぎょうと同じ黄土色で地味。華がないよね (;´∀`)
さらに「仲間を呼びまくる」のはブラッドハンドとかぶっちゃってるし (;´∀`)
ブラッドハンドが「血の色をした手にカインが足首をつかまれる」という登場で
インパクトが強かった分、地味で弱い方はカットされちゃうよね (;´∀`)
黒い背景に黄土色って映えないし、鮮やかな色が選ばれるのは必然ですよね。
さて、あなたが選ぶのは?
この組み合わせ?
それとも、この組み合わせ?
うん......まぁ、しょうがないでしょう (;´∀`)
続いてはこちら
オーク
ベラヌールあたりで登場予定でしたが、出てきませんでした (´;ω;`)
こちらも、大灯台で「ゴールドオーク」と死闘を繰り広げましたから
1イベント終了!って感じでカットされちゃったんでしょうね (;´∀`)
やってやるぜ!大灯台に上空からの奇襲攻撃だ!! - ゲームブック ドラゴンクエストⅡを熱く語る!
それに「ゴールドオーク」の方が毛並みも服も綺麗だし、華があります!
手ぶらの「オーク」と違って、ちゃんと槍も持ってるし。
(オークはただこぶしを握っているだけだからねぇ… (;´∀`))
金色の身体に反対色の青系の服を持ってくるあたりもセンスが良い (*´ω`*)
容姿も装備も資産も、圧倒的に「ゴールドオーク」が勝っていますヾ(*´∀`*)ノ
オークはあかぬけない野暮ったさがありますよね (´;ω;`)
人も魔物も「見た目が大事」なのでしょう。モンスターの世界も格差社会。
負け組の哀れなオークさん、残念でした (;´∀`)
続いてはこちら
ガスト
デルコンダル・ペルポイあたりで出てくるはずが、出てきませんでした (´;ω;`)
下位モンスターのスモーク (ただの煙)と比べたら、色合いも綺麗だし
攻撃もスモークが「マホトーン」一択なのに比べて「マヌーサ」「ラリホー」も出来て
ゲームではかなり有能なモンスターなのですが… (´;ω;`)
スモークはかなりオイシイ場面に出てきてるんですよね
犬をいじめるな!マンドリルとの死闘! - ゲームブック ドラゴンクエストⅡを熱く語る!
ナナ(ワンちゃん)を探すマンドリル先生7体(!)にくっついて登場。
空をどんよりと曇らせて絶望感を演出するとともに、会心の「マホトーン」で
カインの呪文を封じ込めて、さらに絶望感をあおるという素晴らしい働き!
これだけスモークに活躍されたら、ガストの出番はないですね (´;ω;`)
良い上司にめぐり会い、きっちり結果を残したスモークの強運にあっぱれヾ(*´∀`*)ノ
実力がありながら、運に恵まれなかった哀れなガストさん、残念でした (´;ω;`)
さて、これまでは「同種モンスターのライバル争い悲喜こもごも」でしたが
これから紹介するのは、全種がカットされた哀れなモンスター (´;ω;`)
じんめんじゅはベラヌール周辺、ウドラーはデルコンダル・ペルポイ周辺
いずれも登場しませんでした (´;ω;`)
邪悪な笑顔が悲しい…(T_T)
じんめんじゅもウドラーもメインの攻撃は『不思議な踊り』なので
どろにんぎょうとのライバル争いに勝った「パペットマン」とかぶるんです (´;ω;`)
パペットマン、強し!!
ただ、同じダンサー仲間(?)の目玉族のうち
「悪魔の目玉」はマミーと一緒に満月の塔で登場して、得意のダンスを披露!
踊られて、ナナがブチ切れします (;´∀`)
ダンス族(人形・木・目玉)の中で
木族だけが全カットになるのは、あまりにも可哀想ですよね(T_T)
ウドラーとか桜みたいで綺麗な色しているのにね (´;ω;`)
出来れば、こんな感じで登場して欲しかったですね(以下は私の妄想です ↓↓ )
場面設定は、デルコンダル周辺。3人でお花見を楽しんでいるところ (*´ω`*)
デルコンダル王に紹介されてやって来た丘から川沿いを見ると、王様が自慢するとおり
川の流れに沿って見事な桜の木々が植えられ、今はちょうど満開の時期を迎えていた。
ナナは「はるばる来て良かったわ。なんてすてきなのかしら!」と目を潤ませている。
「たかが桜の木のためにどこまで歩くんだよ、ったく」と道中さんざんぼやいていた
カインは、なぜか険しい顔をして1本の木に鋭い視線を向けていた。
気になったぼくは、カインが見つめている木を見て、鋭い視線の理由に気づいた。
綺麗な満開の桜の木々の中に明らかに他の木とは違う、毒々しい木が混じっている!
しかも、風で揺られているのとは違って妙な動きで枝を揺らしている。
「くそっ! あいつ『不思議な踊り』を踊ってやがる!」
「えっ? 魔物? うそっ、不思議な踊り?! いやーっ、やめて!」
さらに、妙な動きで枝を揺らしている木の上では、なにやら毒々しい色をした怪しげな
ガスの塊がゆらゆらと漂っているではないか!
♦ ウドラー 1体 ガスト 2体 HP150 攻撃力30 守備力28
敵の攻撃で1が出るとガストが「ラリホー」を唱える。
「魔除けの鈴」を持っていなければ、眠ってしまうのでこちらの攻撃を1回休むこと。
また、ウドラーが不思議な踊りを踊っているため、カインとナナは呪文が使えない。
こんな展開があれば、ダンサーの中で不遇な扱いをされた木族も報われるし
スモークより実力のあるガストも報われます(全員スカッとできますよね (^_-)-☆)
さて、今回はおもに南半球のモンスター5体をご紹介しました。
次回は、海底洞窟・ロンダルキアの洞窟のモンスターをご紹介しますね (^_-)-☆
次回もお楽しみに~ヾ(*´∀`*)ノ