ゲームブック ドラゴンクエストⅡを熱く語る!

不朽の名作「ゲームブック ドラゴンクエストⅡ」(エニックス版)                                        完成度の高い作品をゲームと比較しながら熱く語ります。 Twitter もあります→ https://twitter.com/john_dq2_book

サマルトリア王子・カイン殿下のカッコいいセリフまとめ 【特別編】

ゲームブックドラゴンクエストⅡ」では やっぱり

サマルトリアの王子・カイン』が最高にかっこいいんですよね (*´ω`*)

 

前回は旅の扉を使ってローレシア城へ戻り

忍び込んでいた「地獄の使い」を打ち倒すまででした。

 

今回からは、カイン殿下の1人旅「サマルトリア攻防戦」ですヾ(*´∀`*)ノ

 

語り手がローレシアの王子からカインに代わり、心の声が聞けるようになります。

セリフという観点から少しずれるので、サマルトリア攻防戦は特別編にします (^_-)-☆

 

 

おれは、懐かしい故郷を心に思い描いた。あまり快いイメージは湧いてこなかった。ドラゴン隊に包囲されて落城寸前だと? くそっ!

故郷に想いをはせるカイン殿下。カインらしい心のつぶやきです。

ローレシアの王子は心の中でも「くそっ!」とか言わないので新鮮に感じます (*´ω`*)

 

 

「わたしはサマルトリアの王子だ。これから、城に向かう。あんた、腕が立ちそうだがいっしょに来る気はないか?」

リリザの町で出会ったバブルスライムハンターのオーウェン

貴重な戦力になる優秀なオーウェンを勧誘するカイン。

オーウェンとは初対面と言う選択肢もあるので、口調がいつもと違います。

普段の軽口のカインも好きだけど、こういう王子様らしい物言いも好きだわ~ (*´ω`*)

 

 

ティアはすっかり彼になついてしまったようだ。優秀な部下を得たのはうれしいが、くそっ、なんとなく気分が悪い。

リリザの町を出発して、高台からサマルトリア城の戦況を確認するオーウェン

遥か彼方まで見える千里眼「かっくいー♡」とメロメロのティア姫。

おにいちゃんはやきもちを焼いています ( *´艸`)

「くそっ」2回目 (;´∀`)

出来る男にやきもちを焼いちゃうのが可愛いです ( *´艸`)

 

 

「わが軍の警備はなっとらん。こんなに簡単に侵入できるなんて!」

サマルトリア城の前でカインを待っていた盗賊リオスに七つ道具を駆使してもらい

敵襲を恐れて固く閉ざされていた門を解錠し、城内にあっさり侵入して。

他の場所なら「入れてラッキー」だけど、自国の城となれば喜べないですよね (;´∀`)

王子の立場としては、侵入できて嬉しい反面、ぼやかずにはいられません ( *´艸`)

 

 

「お久しゅうございます、父上」

作戦会議中のサマルトリア王と重臣たちのもとに、堂々と現れるカイン殿下 (*´ω`*)

背筋を伸ばし、悠々とした足どりで近づいて行く姿はカッコいいです (*´ω`*)

 

 

「父上、なぜそんなにまでして魔術を嫌うのですか? 魔術を使わずにこのまま滅ぶのと、魔術を使って生き延びるのと、どちらを選ぶのです?」

決戦に向け、ルプガナアレフガルド連合軍&デルコンダル軍と連携を図るために

魔術を使おうと指南したグランログザー師匠を排除しようとするサマルトリア王。

間違った意見を言えば、相手が父親であってもきちっと反論するカイン (^_-)-☆

自分に刃向ってきたけど、この言葉は王様としては嬉しかったのではないでしょうか。

個人の感情ではなく、国のために冷静な判断をし、父王が間違っていれば否定する。

息子が立派な大人に成長したと感じられる言葉ですね (*´ω`*)

 

 

おれは、あまりの忙しさにすっかり自分の誕生日を忘れていた。今日がその日だったのだ。

決戦前夜に父王から「いくつになった?」と聞かれて自分の誕生日に気づくカイン。

日にちとか気にしていられる状況ではないですが、同じく誕生日を忘れていたナナに

「今日からババアの仲間入りだから、健忘症もしかたねえか」と言っておいて

自分もすっかり忘れてます(ジジイの仲間入りだから、健忘症もしかたねえか ( *´艸`))

 

 

おれの身体の中に、ロトの血が流れている……。ナナや、ローレシアの王子と同じ血が……。おれはこれまで、自分は一人なのだと思ってきた。おれを産むと同時に、おふくろはなくなったという。おれには、ほとんどおふくろの記憶がない。そのおふくろにロトの血が流れていたなんて。なぜ、重臣たちは教えてくれなかったんだ。それともこのことは、本当に親父しか知らないことだったのか?

昨夜、父王から聞かされた真実に動揺を隠せないカイン殿下。

父親がロトの子孫ではないから「自分もロトの子孫ではない」とずっと思っていたのに

「実はロトの子孫だった」なんて言われてもすぐに受け入れられなくて当然ですよね。

しかも、ほとんど記憶のない母親が子孫だったと急に言われても...ねえ (´;ω;`)

一大決戦の真っ最中でも、もやもやする気持ちはよくわかります。

 

 

何かがふっきれた。自分がロトの血を引いていようといまいと、そんなことはどうでもいい。今は、せいいっぱいこの危機をのりきらなければならない。

戦場で勇ましく戦う騎士たち。死んでいったり、負傷していく兵士たち (´;ω;`)

生まれや血筋に関係なく、平和のため・サマルトリアを守るために必死で戦うみんな。

勇敢な仲間たちの姿を見て、カインも大切なことは何か気づきますヾ(*´∀`*)ノ

このシーン、大好きです (*´ω`*)

ロトの血を引いてなくても、サマルトリアを守るために必死で戦う仲間たち。

大切なのは血筋じゃない! 生まれてきてからの努力と築いてきた人の和だ!

父王の思いがカインに伝わった瞬間☆ 何度読んでもグッときます (*´ω`*)

 

 

今回はここまで。

サマルトリア攻防戦の前半です。

 

勇者の中で自分だけロトの血を引いていないことに疎外感を感じていたカインが

最終的に「自分がロトの血を引いていようといまいと、どうでもいい」と吹っ切れて

仲間たちと共に、サマルトリアを守るため戦うシーンが本当に大好きです (*´ω`*)

 

 

次回はサマルトリア攻防戦の後半になります。

 

次回もお楽しみに~ヾ(*´∀`*)ノ