ハーゴン城に入った王子たちは、アトラス・バズズ・ベリアルを倒します。
3体が石像になっていた部屋。床には十字架が描かれています。
十字架の中心に立ち、カインが「邪神の像」をかかげます。
ドラゴンクエストⅡのゲームでは城への潜入方法はノーヒントでしたよね (;´∀`)
私は、城への入り方をクラスの男の子に教えてもらいました。
別フロアに侵入した王子たちは、階段を上っていきます。
最上階に着くと、大きな祭壇があり呪文を詠唱するしわがれた声が聞こえます。
マントを着ているので顔は見えませんが、おそらくハーゴンでしょう。
詠唱に夢中で、こちらには気づいていないかも...(*‘ω‘ *)
不意打ちをすることも出来ますが、今まで入ったダンジョンでボスキャラが
こちらに気づいていないことは1度もありませんでした。
ハーゴンが気づいていないわけがありません。罠ですね (; ・`д・´)
アトラス・バズズ・ベリアルのように、こちらも正々堂々と名乗りましょう!
「われはローレシアの王子。そして、ロトの戦士」
「同じくサマルトリアの王子カイン!」
「あたしを覚えておいで? あなたに両親を殺されたムーンブルクの王女ナナよ。あなたは忘れたかもしれないけど、あたしはこの日が来ることを一日たりとも疑いはしなかったわ……」
「邪神官ハーゴン!すべての紋章が取り戻され、
精霊ルビスの力が甦った今、
もはやおまえに勝ち目はない!!」
マントを着た人物は、詠唱を止めてゆっくりと振り返ります。
そこにいたのは…
おじいさん...(゚Д゚;)
「ロトの戦士たちか…。待ちくたびれたぞ。
見てのとおり、わしはおいぼれだ。もう力はない。
おぬしたちのせいで、わが帝国も風前の灯火だ…。
さあ、その最後の灯火を消すがよい……」
腰が曲がり、吹けば飛ぶような老人が皺だらけの手を差し出してきます。
「そ、そんな......。あたしたちが倒そうとしていたハーゴンが
ただ死を待つだけの老人だったなんて…そんなみじめな話ある?」
「肉体なんてもろいもの。100年も持たない。さあ、解放してくれ。
ロトの子孫の手にかかって死ねるほど名誉なことはない。さあ!」
思いがけない状況に立ち尽くす、ローレシア王子とナナ。
「そうかよ。そんなに死にてえなら、おれがとどめを刺してやるよ!」
一歩前へ踏み出し、ハーゴンへ詰め寄るカイン。
「カイン!」「カイン!」同時に叫ぶ、ローレシア王子&ナナ。
「打倒!ハーゴン」と誰よりも意気込みが強かったナナ
何でも素直に信じ込む単純ローレシア王子 (;´∀`)、すっかりだまされます。
「だまされるな!
これが今にも死にそうなじじいの影かよ!!」
床に伸びた影に剣を突き立てるカイン。
そこにあったのは、頭から角のようなものを生やした男の姿でした…(゚Д゚;)
上巻の『大灯台』でも、影がポイントになりました
ルプガナの少女、ミリアを救え!ポイントは「影」 - ゲームブック ドラゴンクエストⅡを熱く語る!
姿は変えられても、影は変えられないんですよね (^_-)-☆
王子&ナナはすっかり騙されていましたが、カインの機転で助かりましたヾ(*´∀`*)ノ
ハーゴンの本当の姿を見破ったカイン。お手柄です (^_-)-☆
さあ、いよいよ決戦のときです!!
次回もお楽しみに~♪