ロンダルキアへと続く洞窟へ向かうため、賢者アルファズルに導かれながら
ベラヌールの教会へやって来た、ローレシア王子・カイン・ナナ。
教会の床下にあった旅の扉の封印を解き、扉をくぐり抜けます。
着いた先は小さなほこら。
旅の扉のほかにあるのは、小さな机と焼け焦げたミイラたち。
「ハーゴンはここで魔法の研究をしていたらしいな。ミイラたちは弟子だ。
研究の結果も、弟子も、周到に消していったようだな。イオナズンを使って
何も残らないように、すべて焼き尽くしていったのだろう…」
ほこらの様子をくまなく調べていたアルファズルが言います。
「いや、残っているぞ」
サイラスは、ミイラの手に握られていたメモ帳を見つけます。
メモの内容を読み上げるサイラス。
唯一なる光の神が到来する前、様々な邪神がこの世界を支配していた。
ロンダルキアは天界で、神々の宮殿たる汎魔殿だった。
唯一なる光の神が到来し、ロンダルキアは雪と氷に埋もれたが
発掘すれば今でも、邪神たちの神殿が出て来るだろう。
ハーゴンはシドーと契約を交わし、シドーの神殿を掘り起こした。
シドーは邪悪な神々の中でも、弱い部類に属するのかもしれない。
(ドラゴンクエストⅡのサブタイトル「悪霊の神々」を反映しているのでしょうか)
「とにかく、先へ進もう」ローレシア王子の言葉で、みんなはほこらを出ます。
ほこらを出ると目に入ったのは、ロンダルキア山脈...頂上は霧で見えません。
ゴツゴツした岩肌を眺めながら進むと、文字が刻んである岩が見つかります。
『邪神の象』をかかげ、刻まれた文字を読めば、道は開かれるようです。
「やるぜ、くそっ!」
カインは像を高くさしあげた。
「われは闇より来たる夜の眷属にして、偉大なる破壊神の卑しきしもべなり。破壊神にわれはこい願う。われのために汎魔殿ロンダルキアへの道を開きたまえ!」
カインの言葉が終わると、地響きが起き岩山が割れトンネルが現れます。
そして、 トンネルの奥から翼を持つ魔物が2体、飛び出してきます (; ・`д・´)
「待っていたよ、ロトの子孫たち。
それに有象無象のやからたち」
ここで、モンスターの正体がわからないまま、呪文の選択をせまられます (*_*;
名前は出ていませんが、ゲームブックの余白に挿絵が描かれていますよ。
挿絵から判断すると、モンスターはこの2体
アークデーモン&デビルロード
唱えられる呪文は「イオナズン」「マヌーサ」「ザラキ」などありますが
ゲームでも、これらの呪文はこの2体にはあまり効果ありませんでしたよね (>_<)
攻撃呪文はアルファズルにおまかせして、この呪文を唱えましょう!
すべての魔力は無に帰する。汝が言葉の一つ一つは、手かせ足かせとなってその身を縛りつけよ。精霊界も天界も、汝の前には開かれるな。汝の舌は心に届かぬ。マホトーン!
「おのれ!こぞう!」デビルロードは歯をむき出しにして悔しがります。
「よくやったぞ!ぼうずヾ(*´∀`*)ノ!」ガルダーがカインを褒めてくれます (*´ω`*)
カインはへへっと鼻の下をこすって、武器に手を伸ばします ( ̄▽ ̄)
カインの「マホトーン」がバッチリ決まれば
アルファズルが毎ターン「マヒャド」を唱えて
敵のHPをガンガン削ってくれるので楽勝ヾ(*´∀`*)ノ
では、呪文の選択を間違えると、どうなるのでしょう…(*_*;
それは次回に続けます。
次回もお楽しみに~♪