ローレシア城から妹ティア姫と一緒にサマルトリアへ向かうカイン。
おれは、懐かしい故郷を心に思い描いた。あまり快いイメージは湧いてこなかった。ドラゴン隊に包囲されて落城寸前だと? くそっ!
語り手がローレシア王子からカインになり、一人称が「ぼく」から「おれ」に代わり
素朴な坊ちゃんの語り口から、小生意気な少年の語り口になります ( *´艸`)
別の物語を読むようなワクワク感で「サマルトリア攻防戦」は始まります (*´ω`*)
カインが「ルーラ」を唱えてさっさとサマルトリア城へ帰ろうとしていると
ティア姫が「お兄ちゃん、早く行こう!」と街道へカインを引っ張っていきます。
「ルーラ」ですぐに帰る選択肢もアリですが
街道を馬で走っても、3日もあればサマルトリアには着きます。
城が3日で落城することはないと考えて、情報収集しながら帰りましょう!
リリザの町に着くと、避難してきた人々や傷ついた兵士で混雑しています (>_<)
今宵の宿を求めて、リリザの町の宿屋「銀のさかづき亭」に向かうと
全身が緑色、腕も顔も、肌のすべてが緑色の男が宿屋の前に店を出しています。
「傷にも病にも毒にも効く『泡粘膏』はいかが?」
スライムが万能薬に?!バブルスライム・ハンターのオーウェン - ゲームブック ドラゴンクエストⅡを熱く語る!
ティア姫が「オーウェンのおじちゃん♡」と駆け寄っていきます。
「これはこれは、この前のお嬢ちゃんじゃないか (*´▽`*)」
オーウェンは笑って、『泡粘膏』をタダで渡してくれますヾ(*´∀`*)ノ
オーウェンは、ずっとハンターとして暮らしてきた男。
そして、バブルスライムを捕まえる電気網はかなり強力なもの。
「おれは、サマルトリアの王子だ。これから城に向かう。
あんたは腕が立ちそうだが、一緒に来る気はないか?」
ともに戦う仲間としてオーウェンを勧誘してみましょう (^_-)-☆
オーウェンは目を輝かせて、カインを見つめながら答えます。
「おお、あなたがカイン殿下ですか!おみそれしました!
私でお役に立てるんでしたら、喜んでお供しますよ。
つきましては、サマルトリア城内で『泡粘膏』を売る
独占権をくださいませんか?」(さすがは商売人です ( *´艸`))
カインは、サマルトリアを守る戦いで心強い仲間を手に入れることが出来る
バブルスライムハンター・オーウェンは『泡粘膏』の販路を拡大できる
WinWinヾ(*´∀`*)ノ
仲間にしましたヾ(*´∀`*)ノ
(脳内で仲間になった時のあのメロディーを流してくださいね (^_-)-☆)
リリザの町で、さらにサマルトリア城についての情報収集をすると
サマルトリア城は籠城して3ヶ月になるとのこと...(~_~;)
魔法を使えばもう少し耐えられそうですが、サマルトリア王は大の魔法嫌い。
3ヶ月は食料も尽きて、ギリギリの段階であることに間違いなさそうです (>_<)
カインとティアはリリザの町を出て、サマルトリア城へ向けて北上します。
高台から城の様子を眺めると、敵に完全に包囲されています (*_*;
主力はドラゴンのようです。一体、何匹ぐらいいるのだろうか…(@_@;
「ドラゴンが36匹。親玉はキースドラゴンとダースドラゴンを連れている。
歩兵部隊として、ギラギラ銀色に光っている奴が三百と43...」
オーウェンが目の上に手を当てて、城を眺めながら言います。
「ここから見えるのか Σ(・ω・ノ)ノ!」驚くカイン。
「もちろん (^^♪」オーウェンは深緑色の唇から白い歯を見せて笑います。
「かっくいー (≧▽≦)♡」すっかり虜になっているティア姫 (;´∀`)
高い能力のある、優秀な部下を得たのは嬉しい。
でも、くそっ!なんとなく気分が悪い ( `ー´)ノ (ジェラシー ( *´艸`))
とにかく、こんなにたくさんの敵をくぐり抜けて城に入るのは不可能なので
「ルーラ」で城門前まで向かいましょう!
カインの旅に仲間が加わりましたね ヾ(*´∀`*)ノ
ローレシア王子たちが「はぐれメタルハンター・ブラーエン」と会っている頃
バブルスライムハンター「オーウェン」の兄は…! - ゲームブック ドラゴンクエストⅡを熱く語る!
カインは弟のオーウェンを仲間にしているんですから、数奇な運命ですね (^_-)-☆
何も考えていないローレシア王子とは違い、出来る男には嫉妬しちゃうカイン ( *´艸`)
語り手がカインに代わったサマルトリア攻防戦では
2人の語り口の違いも楽しみながら、読み進めていきましょう(^^♪
次回もお楽しみに~♪