ゲームブック ドラゴンクエストⅡを熱く語る!

不朽の名作「ゲームブック ドラゴンクエストⅡ」(エニックス版)                                        完成度の高い作品をゲームと比較しながら熱く語ります。 Twitter もあります→ https://twitter.com/john_dq2_book

誇り高きローレシア王の息子として!

ベラヌールから旅の扉を使って世界をまわっている王子たち。

炎のほこらでは、火炎の魔戦士としてカインがフレイムと一騎打ち!

『太陽の紋章』と『魔法のランプ』を手に入れることが出来ましたヾ(*´∀`*)ノ

 

もう一つの旅の扉に入ってみましょう (^^♪

扉の先にあったほこらを抜けると、潮の香りが漂ってきます。

ザハンの町に着きました(フレイム戦でカイン死亡の場合は、ここで復活!)

 

ザハンのほこらにある、もう一つの旅の扉に入ってみましょう!

 

着いた先は…懐かしいローレシア城の大聖堂

王子たちの姿に驚く城の者たちに、騒がないように命じつつ城内を歩きます。

 

城にいたときは何とも思っていなかった、天井のシミや壁紙の色…。

見るものすべてが懐かしくて、胸がいっぱいになるローレシア王子 (*´ω`*)

 

 

「あー、おにいちゃんだー!!」

 

…(;゚Д゚)!…ティア姫!!

郷愁に浸っていた王子の耳に、突然飛び込んできた陽気な少女の声。

横を見ると、カインが天を仰いで十字を切っています (;´∀`)

 

「ねえねえ、みんな!おにいちゃんたちが帰って来たよヾ(*´∀`*)ノ!!」

「うーっ!もうお前ってやつは!こら、待てー ( `ー´)ノ!」

事情を忘れて、サマルトリア王女ティア姫を追いかけるカイン。

 

「殿下!」「王子様!」城内は一気に騒然とした雰囲気…(>_<)

 

「カイン、ナナ、旅の扉に戻ろう!」

集まってくる家臣から逃げようと、旅の扉に向けて走り出すローレシア王子

 

 

「殿下!お待ちください!!陛下のご容態が…!」

声に振り向くと、大司教が神妙な顔で王子を見つめています。

「…せめて、一目だけでも会っていってあげてください…(;_:)」

 

「行ってこいよ」行ってあげて」

カインとナナの声を受けて、王子は大司教と共に父王の寝室へ向かいます。

 

 

寝室でベットに横たわっているのは、やつれて痩せ細った父…(>_<)

「よく、もどって来てくれたな…近くへ、近くに来て、顔を見せておくれ」

王子がそばに近づくと、父上は「立派になったな…」と褒めてくれます (;_:)

「王子よ、よく聞け。…わしはもう、長くはない…」悲しすぎる父からの言葉!

 

大司教大司教の力で、父上をなんとか…!」

胸がいっぱいになり、大司教に助けを求めるローレシア王子

 

大司教は静かに首を横に振ります。

「人の命には限りがあります。それは神が定めたもの。

 魔法の力で変えることは…いえ、変えてはいけないものなんです」

  

大司教の言う通り。おまえはおまえの務めを果たせばよい。これを持って行け」

父上から、小さな箱に入った『ロトの印』を受け取ります。

 

最初の旅立ちのときに、大司教から王者の剣をもらっていない場合

ここで、父王から「これも持って行け」とロトの剣を渡されます。

(最初の旅立ちで大司教から「王者の剣」をもらうシーンはこちら)

おせっかいなお兄さん、大司教に「王者の剣」をもらう - ゲームブック ドラゴンクエストⅡを熱く語る!

 (「王者の剣」を『ロトの剣』に変えてもらうシーンはこちら)

ジパングの刀鍛冶に「ロトの剣」をつくってもらおう♪ - ゲームブック ドラゴンクエストⅡを熱く語る!

 

 

ローレシアサマルトリアムーンブルクにはロトの守りを受けた品々がある。

 それを探し出し、集めるのじゃ…」苦しいのか、弱々しい声で話す父上 (>_<)

 

「わかりました。必ず集めて見せます!ロトの血を引く者として…いや

 誇り高きローレシア王の息子として!」

 

力強い王子の言葉に、満足げにうなづくローレシア

「よし。そして...ハーゴンを倒すのじゃ!

「…はいっ!」息子は父の言葉に力いっぱいうなづきます。

 

 

せつない父子の対面…(T_T)

ローレシア王は、立派に成長した息子の姿を見られて良かったですね (*´ω`*)

普段は鈍感王子ですが、ここぞというときはやっぱり主人公です☆

「誇り高きローレシア王の息子として」という言葉は父の心にも響いたでしょう。

 

 

父上との誓いを果たすため、ローレシア王子は再び旅立ちます!

 

 

次回もお楽しみに~♪