テパの村へ向かう途中、パペットマンとブラッドハンドに襲われた王子たちは
キャンプを張って休息中、全身入れ墨の奇妙な部族に襲われそうになります。
案内人からこの奇妙な部族が「テパの村の住人」だと教えてもらった一行。
カインが「仲直りのあいさつ」を済ませ、テパの村に連れて行ってもらいます。
「うわぁ、へんな連中がうじゃうじゃいるなー ( ゚Д゚)」驚くカイン。
テパの住人はジャングルで会った男たちと同様、男も女も、老人も子供も
全員が全身に派手な原色で奇怪な模様の入れ墨をいれています。
でも、住民からしたら王子たちの格好の方がよほど珍しいようで
服を引っ張られたり、剣を鞘から抜こうとされたり、好き勝手にいじられます。
陽気で人懐っこいテパの村人たち (*´▽`*)
でも『水門の鍵』をラゴスに盗まれて、運河は干上がり危機的な状況です。
テパの村の南側には「満月の塔」と呼ばれる塔が建っていますが
運河が干上がってしまっている今は、近づくこともできないようです。
ベラヌールの教会で
「紋章の一つは『テパの村の長老が魔力によって手に入れた』」と聞きました。
こんな辺境の地までやって来たのもすべては紋章のため。
紋章について、案内人に確認してみましょう
案内人によると
テパの村は古くから魔法が栄えていて、魔法の力で一つ目巨人を倒し
巨人が持っていた「星の紋章」を手に入れたとのこと。
何かのネタかと思っていた「一つ目巨人の死体がある島」
これも何かのネタ? 名もなき島にあった一つ目巨人の死体 - ゲームブック ドラゴンクエストⅡを熱く語る!
テパの村で起きたことだったんですね。
ムーンブルクで紋章を奪って、ロンダルキアへ向かっていた一つ目巨人を
テパの村の長老たちが魔法で倒して、紋章を取り戻したってことかな?
ゲームブックのオリジナルストーリーのようですね (^_-)-☆
テパの村が苦労して手に入れた「星の紋章」
なんと、『水門の鍵』と一緒にラゴスが奪って逃げてしまったそうです。
試しに「山彦の笛」を吹いてみますが、何の反応もありませんでした...。
がっくりするローレシア王子たち。
仕方がないので、村を探索して情報収集をしてみましょう。
「雨露の糸」を持っているならドン・モハメを訪ねることができますが
『聖なる織機』がないと「水の羽衣」はつくれないと追い返されてしまいます。
(踏んだり蹴ったり・・・)
店や宿屋へも行ってみましょう
お店には名前が付いています(ベラヌールの武器屋は「ドラゴン・スレイヤー」)
テパの村のお店にも名前が付いていますが
「○×○×」「♣♡♠♢!」「☺」など...。
なんせ言葉が通じない村ですから、文字も読めないという設定ですね。
このゲームブック、本当に芸が細かいです (*´ω`*)
教会を訪ねると、人懐っこそうな僧侶が出迎えてくれます。
僧侶はカインの顔を見るとまっすぐに歩み寄ってきて
「少年よ、おぬしを待っていた。教えたい呪文があるのだ」と言います。
「そりゃあいいね ( ̄▽ ̄)!どうせならハーゴンを一撃で焼き尽くすみたいな
すっげえ呪文を教えてくれよ!」と頼むカイン。
僧侶は「そんな強力な呪文は知らないが、きっと役に立つだろう」と言って
「スクルト」を教えてくれます。(充分ありがたい呪文ですね (^_-)-☆)
武器屋に行くと...
ローレシア王子よりも頭2つ分ぐらい背が高くて
鍛え上げたがっしりとした体格で、日に焼けた褐色の戦士がいます。
「ここにも『ガイアの鎧』はないのか…」
戦士ガルダーはぽつりとつぶやくと、武器屋から出て行きます。
男らしさに惹かれたのか、ガルダーの行方をじーっと見ているナナ (*´ω`*)
そんなナナを後ろからにらみつけているカイン <(`~´)>
テパの村で初めて出会う「ガルダー」
ガイアの鎧を探して旅する彼とは、今後も行く先々で出会うことになります。
このゲームブックではかなりの重要人物の一人です。
さて、テパの村もひととおり見て回りました。
長老にあいさつして、村を出発しましょう
次回もお楽しみに~♪