ゲームブック ドラゴンクエストⅡを熱く語る!

不朽の名作「ゲームブック ドラゴンクエストⅡ」(エニックス版)                                        完成度の高い作品をゲームと比較しながら熱く語ります。 Twitter もあります→ https://twitter.com/john_dq2_book

竜王の城でハーゴンの身に起きたこととは…

竜王の城を訪れた王子たち。

城の入口でドラゴンフライとバシリスクに襲われたところで「謎の男」に出会います。

 

絵で見た竜王ドラゴンクエストⅠの竜王)にそっくりないでたち。

まさかの竜王の出現に、カインとナナは身構えます。

 

「なーんてな。冗談冗談。わしは[竜王のひまご]じゃ。カッカッカ <(`▽´)>」

高らかに笑う竜王のひまご。カインは男に詰め寄り、肩にひじを乗せて言います。

(ここのやりとりは面白いので、そのまま引用しますね (^_-)-☆)

「おっさんよ、冗談で人間、死ぬことだってあるんだぜ」

「ま、まあ、下に行って、茶でも飲みながら話し合わんか、な。何も、わしはお前たちを襲おうっちゅうんじゃ、ないんじゃよ。人間も竜もお互い知的生物同士、仲良くやろう」

「あやしいな」

「人をいじめるくせ、止めなさいよ。本当に性格悪いんだから。ごめんなさいね。あなたがいい竜だとは知らなかったの」

「待てよ、そうと決まったわけじゃないだろ」

「あんたより、よっぽど人相いいわよ」

ぼくは二人を放っておいて、竜王のひまごの背中を押した。

「さあ、あなたの宮殿へ案内してください。色々聞きたいことがあります」

「そうじゃろ、そうじゃろ、フッフッフッフッ」

「おい待てよ」

「待ってー、置いてかないでよう。もう」

 

 エニックスオリジナル版 ゲームブックドラゴンクエスト

 上巻 ロトの末裔たち|エニックス出版局 編  

カインとナナは相変わらずですが (;´∀`)、ここにきてローレシア王子が面白いです。

「カインもナナも好きだよ♡ だから二人にはケンカして欲しくない!」と言ったのに

ラダトーム城にて。ローレシア王子、突然の愛の告白 ↓↓)

ツンデレの極み♡ そして、相変わらずのローレシア王子(;´∀`) - ゲームブック ドラゴンクエストⅡを熱く語る!

告白後も、ケンカを止める気配のない2人に愛想を尽かしたんでしょうか?

前回は「漫才しているなら置いていく!」と言うし、今回は完全無視です ( *´艸`)

 

 

案内された宮殿は地下7階。地底湖があり爽やかな空気に満ちています。

竜王のひまごは、ハーゴンに何があったかを教えてくれました。

 

「数年前のある日、ハーゴンと名乗る大神官が宮殿を訪ねてきた。わしはもちろん彼を 

 歓待して城の中を自由に使わせた。あの男は、ことさら書斎に興味を示しておった。

 そして、たくさんの本を紐解いて、世の中には大地の精霊ルビスや唯一なる神よりも

 強力な邪神が存在することを知ったのじゃ。いや、正確にはあの男がそう思い込んだ 

 だけで、唯一なる神より強い存在はいない。わしのひいじいさんも、同じ勘違いを

 しておった…」

 

「そして、ハーゴンは邪神の中でも最強だと思い込んだ「破壊神シドー」

 コンタクトを取るために結界をはって邪神を召喚したのじゃ」

 

 

ちょっと中途半端ですが…長くなるので次回に続けます。

破壊神シドーとの接触で、ハーゴンはどうなったのでしょうか?

 

 

次回もお楽しみに~♪