ゲームブック ドラゴンクエストⅡを熱く語る!

不朽の名作「ゲームブック ドラゴンクエストⅡ」(エニックス版)                                        完成度の高い作品をゲームと比較しながら熱く語ります。 Twitter もあります→ https://twitter.com/john_dq2_book

ジパングの刀鍛冶に「ロトの剣」をつくってもらおう♪

盲目の少女リーナの目を治し、お返しに「山彦の笛」をもらった王子たち一行。

リーナとの別れを惜しんでいるところに、ラダトーム王がやってきました。

 

ラダトーム王は、ローレシア王子が持っているボロボロの剣を見て言います。

「そなたの剣。それはまさしくロトの剣じゃ! 今はボロボロじゃが

 おそらく何度でも甦る名刀のはず。マイラの村に外なる世界の秘法を伝えた

 腕のいい鍛冶屋がいると聞く。訪ねてみてはどうじゃな?」

 

「マイラの村に鍛冶職人がいる」というのはドラゴンクエストⅢですね。

ジパングから来た職人で、普段は大したものを売っていない道具屋さんだけど

鍛冶技術は本物で、いろんなものを買い取ってくれる人。オリハルコンを売れば

「おうじゃのけん」をつくってくれましたよね。

(前にも書きましたが、Ⅲの知識は薄いので...違ってたらごめんなさい…(;´∀`))

 

ラダトーム王が「ロトの剣じゃ!」と言ったのは、ローレシアから持ってきた

「王者の剣」。城を抜け出すときに大司教に会い、持って行けと渡された剣。

ローレシアの王子がどうのつるぎと50ゴールドをもって城を出た理由 - ゲームブック ドラゴンクエストⅡを熱く語る!

 

錆びて刃こぼれして、今にも折れてしまいそうなボロボロの剣。

攻撃力も低く、筆者からは「どうのつるぎ」扱いをされています…(;´∀`)

「王者の剣」の攻撃力は+2  「銅の剣」の攻撃力は+4 ですから

強さは「ひのきの棒」ぐらい…どうのつるぎ扱いしているだけ優しいんですよ (^_-)-☆

 

本当にこんな剣が「ロトの剣」なのだろうか?と不審に思いながらも

王様の言葉を信じて、マイラの村を訪ねてみることにします。

 

マイラにいた鍛冶職人は、黒髪と黒い瞳のりりしい男。

肌がもう少し白かったら、ロトの直系子孫だと言われてもおかしくない人でした。

(ロトは日本人に近いんでしょうかね~)

 

鍛冶職人は、王子が差し出したボロボロの剣をじっくりと観察して言いました。

「たしかに、うちの何代か前のご先祖様が作ったものだ。しかも、この剣は

 まだ死んでいない。魂は生きているぞ! ふっ、おもしろい。やってみよう」

 

そして謎の呪文を唱え始めます。

「払いたまえ、清めたまえ。われらがカムロギ、カミロギの御前で

 かしこみかしこみ、申し上げたもう!」

 

バリバリバリーーッ!!

 

天井から青い稲妻が大きな音を立てて剣に落ち、剣は砕け散ってしまいます(´゚д゚`)

でも雷光がおさまると、飛んだのは刃の表面にあった錆だったことがわかります。

 

錆がすっかり落ちた剣は、鮮烈なまでに青白い輝きを放っています。

ロトの剣、ここに復活です!

 

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先祖代々、語り継がれてきた呪文は本物だった。俺もいつかこんな剣を!…

感激しながら鍛冶屋は王子に「ロトの剣」を渡してくれます (*´▽`*)

 

今まで使っていた「鋼鉄の剣」の攻撃力は+7(「おおかなづち」は+8)

ロトの剣」の攻撃力は+12 一気に戦力アップです ( ̄▽ ̄)

 

最強の武器を得て、堂々とミリアを助けに行きましょう (^^♪

 

 

次回もお楽しみに~♪