盲目の少女リーナの目を治し、お返しに「山彦の笛」をもらった王子たち一行。
リーナとの別れを惜しんでいるところに、ラダトーム王がやってきました。
ラダトーム王は、ローレシア王子が持っているボロボロの剣を見て言います。
「そなたの剣。それはまさしく『ロトの剣』じゃ! 今はボロボロじゃが
おそらく何度でも甦る名刀のはず。マイラの村に外なる世界の秘法を伝えた
腕のいい鍛冶屋がいると聞く。訪ねてみてはどうじゃな?」
「マイラの村に鍛冶職人がいる」というのはドラゴンクエストⅢですね。
ジパングから来た職人で、普段は大したものを売っていない道具屋さんだけど
鍛冶技術は本物で、いろんなものを買い取ってくれる人。オリハルコンを売れば
「おうじゃのけん」をつくってくれましたよね。
(前にも書きましたが、Ⅲの知識は薄いので...違ってたらごめんなさい…(;´∀`))
ラダトーム王が「ロトの剣じゃ!」と言ったのは、ローレシアから持ってきた
「王者の剣」。城を抜け出すときに大司教に会い、持って行けと渡された剣。
ローレシアの王子がどうのつるぎと50ゴールドをもって城を出た理由 - ゲームブック ドラゴンクエストⅡを熱く語る!
錆びて刃こぼれして、今にも折れてしまいそうなボロボロの剣。
攻撃力も低く、筆者からは「どうのつるぎ」扱いをされています…(;´∀`)
「王者の剣」の攻撃力は+2 「銅の剣」の攻撃力は+4 ですから
強さは「ひのきの棒」ぐらい…どうのつるぎ扱いしているだけ優しいんですよ (^_-)-☆
本当にこんな剣が「ロトの剣」なのだろうか?と不審に思いながらも
王様の言葉を信じて、マイラの村を訪ねてみることにします。
マイラにいた鍛冶職人は、黒髪と黒い瞳のりりしい男。
肌がもう少し白かったら、ロトの直系子孫だと言われてもおかしくない人でした。
(ロトは日本人に近いんでしょうかね~)
鍛冶職人は、王子が差し出したボロボロの剣をじっくりと観察して言いました。
「たしかに、うちの何代か前のご先祖様が作ったものだ。しかも、この剣は
まだ死んでいない。魂は生きているぞ! ふっ、おもしろい。やってみよう」
そして謎の呪文を唱え始めます。
「払いたまえ、清めたまえ。われらがカムロギ、カミロギの御前で
かしこみかしこみ、申し上げたもう!」
バリバリバリーーッ!!
天井から青い稲妻が大きな音を立てて剣に落ち、剣は砕け散ってしまいます(´゚д゚`)
でも雷光がおさまると、飛んだのは刃の表面にあった錆だったことがわかります。
錆がすっかり落ちた剣は、鮮烈なまでに青白い輝きを放っています。
「ロトの剣」、ここに復活です!
先祖代々、語り継がれてきた呪文は本物だった。俺もいつかこんな剣を!…
感激しながら鍛冶屋は王子に「ロトの剣」を渡してくれます (*´▽`*)
今まで使っていた「鋼鉄の剣」の攻撃力は+7(「おおかなづち」は+8)
「ロトの剣」の攻撃力は+12 一気に戦力アップです ( ̄▽ ̄)
最強の武器を得て、堂々とミリアを助けに行きましょう (^^♪
次回もお楽しみに~♪