ロト祭で盛り上がっているラダトーム。姿を消していた王様が現れ
「ローレシア・サマルトリア・ムーンブルクとともに戦う!」と宣言!
群衆は大喜びで、祭りは大盛り上がりを見せています (*´▽`*)
群衆にガライの町に住む盲目の少女、リーナを見つけました。
すぐに駆け寄って少女を抱きしめるナナ。
「おねえちゃんね、リーナちゃんにあやまらなければいけないの」
リーナから「また泣いてるんじゃないの?泣いちゃダメだよ」と言われます。
初めて会ったとき「お父さんが帰って来ない」と聞いて思わず泣いてしまい
リーナに「ほっぺが冷たいよ。泣いちゃダメだよ!」と叱られていました。
「泣いているわけじゃないの。でも、リーナちゃんのお父さんのところへ
行ったけれど、連れて帰ることは出来なかったの…ごめんね」
「なになに? おねえちゃん、お父さんに会ったの?
元気だった?お父さん」
嬉しそうに聞いてくる、無邪気なリーナの声 (/_;)
泣いちゃダメ! ナナは声を詰まらせて、肩を震わせながら嗚咽をこらえています。
そっとナナの肩に手を置くローレシア王子。
真っ赤な目がぼくを見上げてきます。だまってうなずく王子。
「うん、とっても元気だったわ。でも、どうしてもルビス様のところへ
行かなければいけないからって、これを預かってきたのよ」
「貸してみな」カインはナナが手にしている木箱から世界樹の葉を取り出します。
「リーナ。いい子だからお兄ちゃんの言うとおりに上を向いてごらん」
「うん」素直に上を向くリーナ(素直でかわいい子ですね(*´ω`*))
カインは少女の目の上で葉を握った手をぎゅっと握りしめます。
こぶしの間から、輝く透明な緑色の液体がにじみ出てきます。
しずくはぴちゃっと少女の右目に落ちました。同じく左の目にも。
リーナはパチパチとまばたきをします。
最初は石綿のように膜がかかって真っ白だった瞳は、次第に透き通り
美しい碧色になりました。碧色の瞳がナナをとらえます。
「おねえちゃん、おねえちゃんが見えるよ!
美人だねぇ (*´ω`*) それに世界って、こんなにも
まぶしかったんだね (*^▽^*)」
「リーナちゃん!」固く抱き合って大声で泣きだす2人。
2人が抱き合って泣いているのを見たカインは、ぼくにそっと背を向けたのでした
(かわいい、カイン (*´ω`*))
一晩たって、朝が来たらリーナとはお別れ。
リーナは別れ際に「お母さんの形見だけど、おねえちゃんにあげる。
リーナだと思って可愛がってね♡」とオカリナを渡してくれます (*´▽`*)
受け取ったオカリナを大事そうに握りしめるナナ。
「山彦の笛」ゲットです!
無事に、リーナの目を治してあげることが出来て良かったですね!
思わずもらい泣きをしちゃったカインが可愛いです (*´▽`*)
お父さんとお母さんはルビス様のもとへ行っちゃったけど、リーナにはおねえちゃんと
頼れる2人のおにいちゃん(1人はただ突っ立ってただけだけど)がついているよ♪
綺麗な碧色の瞳で世界を見て、堂々と生きていって欲しいですね(*^▽^*)
リーナを救って、新たなる冒険の始まりです!
次回もお楽しみに~♪