ゲームブック ドラゴンクエストⅡを熱く語る!

不朽の名作「ゲームブック ドラゴンクエストⅡ」(エニックス版)                                        完成度の高い作品をゲームと比較しながら熱く語ります。 Twitter もあります→ https://twitter.com/john_dq2_book

ツンデレの極み♡ そして、相変わらずのローレシア王子(;´∀`)

無事に船旅を終えてラダトームに到着、城下町を歩くロトの子孫たち。

3人の視線の先にはラダトーム城がそびえたっています。

 

ラダトーム城の造りや、塔の感じはどことなくローレシア城に似ているな~。

一緒に歩くカインとナナに話す、ローレシア王子

 

「あら、ムーンブルク城はもっと似ているわよ」

ナナの言葉に思わず顔を見合わせるぼくとカイン。ナナは微笑もうとしています。

 

「もう大丈夫よ。今まで、私の故郷の話を避けてくれていたみたいだけど、

 現実は現実として受け止めないとね!」

 

現実を受け入れて、これから前向きに生きようとするナナの発言 (^_-)-☆

気の利いたことを言いたいけど、何を言えばいいのだろう(王子は頭を整理中)

カインは顔色も変えずにさらっと言います。

つらいことがあったらよ、 無理しないで素直に泣けよ。背中ぐらい貸してやるからさ

 

 エニックスオリジナル版 ゲームブックドラゴンクエスト

 上巻 ロトの末裔たち|エニックス出版局 編  

 

キャーキャーキャー(*´ω`*)(大興奮!!) 
これぞ、ツンデレの極み!普段は小馬鹿にしたり、からかってばかりのカインから
「素直に泣けよ」だなんて♡♡ 女子にはたまらんですな~(*´ω`*)
 

 カインのセリフは、ナナにもヒットしたようでカアーっと真っ赤になります。

「よけいなお世話よ。あたしよりあんたの方がよっぽど素直じゃないわ」(←照れ隠し( *´艸`))

 

カインに遅れを取ったローレシア王子。ようやく言いたいことがまとまります。

 

「ぼくさ、ナナのこと好きだよ」

 

!?

この流れで? カインもいるというのに?? 王子、突然の愛の告白です。

 

もちろん、この告白にはカインとナナもビックリ( ゚Д゚)

「なんだと!」「えっ!」と驚いた顔で王子を見ます。

 

なんか、おかしなこと言ったかな?まだ言いたいことあるから続けよう。

 

「それにさ、カインのことも好きだぜ。

 だからさ、2人にはケンカして欲しくないんだよ」

 

愛の告白(2回目)…(;´∀`)

 

まさかのオチに、大爆笑のカイン(*´▽`*)

ナナはムッとほっぺたをふくらますと「先に行くわよ」と歩いて行ってしまいます。

 

頭を整理して良いこと言ったのに、カインには笑われるし、ナナは怒るし大混乱の王子。

「ねえ、何かぼく変なこと言ったかな?」

カインに聞いてみますが、カインはますます笑うばかり…

しょうがない。ナナも行っちゃったし、先に進むことにしよう!

 

 

今までもローレシア王子のことを「世間知らずの鈍感王子」と書いていましたが

このとおり、ガチのやつ (;´∀`)

いくら素朴なお子ちゃまだとはいえ、王子様も16歳の立派な男の子なんですから

「ナナも、カインも好きだぜ♡」はないだろう!と思いますよね。

まぁ、これも王子の良いところです(*´ω`*)

 

カインのツンデレにきゅんきゅんして、王子の天然に笑わせてもらって。

城下町での一幕はほっこりしてすごく良いですね♡(*´▽`*)

ラダトームではまだこれからも楽しい場面が続きますよ~(^^♪

 

 

次回もお楽しみに~♪