ムーンブルク城ではカインの状態異常が激しいので
ここで、カインの状態についてまとめておきます。
城の入口でリビングデッドとの戦闘に負ける→リビングデッド
地下でムーンブルク兵士(ソーリル氏)と戦い、負ける→死亡
ソーリル氏と戦い、勝つ→兵士の亡霊に取り憑かれる
兵士は生存者だと気づき、戦わない→正常に生きている
ムーンブルク兵士のソーリル氏が生存の場合は、ソーリル氏から
ソーリル氏が死亡の場合は、亡霊に取り憑かれたカインの口から
あの日、ナナ姫の身に起きた真実を聞きます。
ハーゴン襲撃の日、市外の見回りに出ていたため助かったソーリル氏。
城が襲撃されていると話を聞いて、急いで駆けつけましたが間に合わず。
ただ、城のそばで魔物の襲撃を受けている姫と乳母の姿を目撃しました。
王女様があわや魔物の爪の餌食になるかというその瞬間
そばに倒れていた乳母が強力な太古の呪文を発動!
呪文を受けた姫様の姿が忽然とかき消えてしまったのです!
魔物たちは王女を消し去った腹いせに乳母をボロボロに引き裂いて
消えてしまった王女を探しに空へと飛び立っていきました。
ソーリル氏が乳母のもとに駆けつけると、まだかすかに息があり
乳母の最期の言葉を聞くことが出来ました。
その言葉を聞いてわかった真実はこうです。
乳母は偉大なる魔法使いで、王様の特命を受けて乳母として姫に仕えていた。
魔物に襲われたあの瞬間、乳母が王女にかけた呪文は2つ。
1つは「バシルーラ」
もう1つは「モシャス」
王女を守るため、モシャスで王女を犬の姿に変え
ソーリル氏の話を聞いていると、頭上でケケケと笑う声が!
見上げるとドラキー!
いいこと聞いちゃった (*´σー`)♪
ヤバい!今の話を聞かれてしまった!!
そのまま飛び立ってしまうドラキー!
焦る王子とは対照的に、ソーリル氏は冷静です。
乳母は「真実の姿をうつし出し、変化を解く『ラーの鏡』を
城の東のはずれにある沼地に隠してある」と言っていました。
「ラーの鏡」がなければ、魔物たちには王女を見つけられません。
さあ、「ラーの鏡」を探しにまいりましょう!
ゲームをプレイしていたとき、ずっと疑問でした。
「なぜ、ハーゴンはムーンブルク王女を殺さなかったんだろう?」と。
”呪いで犬にしておけば、何も出来ないから"
表向きはそんな理由だったと思いますが、呪いが解けたらを考えなかった?
いつか呪いが解けて、元に戻った王女が復讐しに来ることを考えたら
生かしておくよりも、その場で殺してしまった方が安全ですよね。
なぜ「呪いで犬にする」という情けをかけたんだろう?
王様は殺したのに、王女は生かしておく理由がわからなかったんです。
ゲームをやりながら、なんとなくモヤモヤとしていました。
モヤモヤを吹き飛ばす、ゲームブックのこの設定!
ナナを犬にしたのはハーゴンの呪いではなく
姿を隠して生き延びさせるため!
すっごくスッキリする内容だと思いませんか?
ゲームでもこの設定にすれば良かったのにと思います。
ゲームで「ドラゴンクエストⅡ」が出た頃は
バシルーラもモシャスもなかったので、表現は難しいとは思いますが
「太古の呪文で姿を変えて町へと送り込んだ」で充分だと思うんですよね。
「呪いで犬に変えて生殺しにした」説より
「王女を守るために姿を変えて安全な町へ送り込んだ」説がアツい!!
犬に姿を変えて、安全なムーンペタへ送られたナナ姫。
姫の正体を悟ったエルフが「飼い犬」を装って、王女をかくまっている。
素晴らしい設定だ~♡
襲撃された日にナナ姫の身に起こったことを知り、変化を解くために
ラーの鏡を取りに行く決意を固めた王子たち。
ラーの鏡を探す旅へと出発します。
次回もお楽しみに~♪