ファミコン版(スーファミ版もかな?)のドラゴンクエストⅡでは
サマルトリアの王子が激弱なので「妹の方が強い?」という声があり
「妹最強説」も出ているとか。
私の考えを言うと、妹は最強です(笑)
ゲームブックでは、妹のティア姫は王子と一緒に勇者の泉へ同行します。
王子が「ムーンブルクに行く」と言っても、無限ループになって絶対に断れず
「勇者の泉に行っても良いけど、ティアの同行はダメ!」と言っても聞き入れない。
この強引さも含め、妹最強説は正しいです。
ムーンブルクが落城して、ナナ姫から助けを求められて
カインと合流するために勇者の泉へ向かう。
そんな旅にもかかわらず、ティアはお出かけ着に着替えて
サンドイッチの入ったバスケットを持って「さぁ、いきましょう♪」
ピクニックに出るようにルンルンの旅立ちです。
道すがら、草原に腰かけて楽しいお弁当タイム♪
いつも干し肉ばかり食べている王子にはサンドイッチが美味しい♡
においを嗅ぎつけたのか、ほのぼのした空気を壊そうとしたのか
ドラキーとやまねずみが2人に襲い掛かります。
ここで、ティアが呪文を唱えることができます。
<イオナズンを唱えさせる>
ティア「イ・オ・ナ・ズーン!」
後述しますが、呪文は詠唱するもので単語を言えばいいってもんじゃないです(笑)
もちろん、閃光も出なければ、爆発もしません。
なんちゃって呪文でも効果は抜群で、一目散に逃げだします。
王子は何もせずに経験値を獲得!ヾ(o´∀`o)ノ♪
<パルプンテを唱えさせる>
ティア「パルプンテー!」
ティアの声がこだまとなってあたりに響き渡り
あたりの森という森からドラキーたちが集結してきます。
1,000匹を超える空を覆いつくすほどのドラキーで周囲は暗闇に…コワッ
ちなみに、この1,000匹以上のドラキーを倒すと
天から光が降りてきて「あなたはアリアハンに来てください!」と言われ
別世界へ連れていかれるというエンディングを迎えます。
実際は戦うだけムダなので逃げる選択がベストですが
逃げるとお弁当を魔物たちに奪われて、ティアからダメ出しを食らいます (。-_-。)
ねずみが怖くてしがみついてくるティアが邪魔ですが
普通に剣を抜いての戦闘もできます。
戦闘に勝つと、ティアはドラキーにブチギレします(笑)
ドラキーの尻尾をガッチリ捕まえて罵声を浴びせていきます。
※ ゲームブックを確認したので書き直しました。引用します。
王女はドラキーのシッポをひっつかんで怒鳴りつけている。
「ティアが一生懸命つくったサンドイッチを取ろうなんて、いい根性じゃない」
「キィ、キィ、それにしてはたいした味じゃないキィ」
「失礼しちゃうわね。そんな横にぶっちゃけたような口で、味なんかわかんの。生意気よ、ドラキーのくせに。そのにやけた口なんとかしなさいよ。耳なんてとんがっちゃって。だいたい、コウモリのぶんざいで昼間っからうろつき回るなんて、常識知らないんじゃないの。ばっかみたい」
「そ、そんなことないキィ。昼に活動する仲間も……」
「あたしにお説教するつもり?だったらその前にサンドイッチ返しなさいよ。にやけた口で偉そうなこと言ったって、恐くもなんともないわ。待ちなさいよ。そんな飾りものみたいな羽根パタパタさせちゃって。逃げようったって、そうはいかないからね。食い物の恨みは恐ろしいんだから。さあ、返しなさいよ、え。返しなさい」
上巻 ロトの末裔たち|エニックス出版局 編
ティアに一方的にまくしたてられて、逃げようにも尻尾をつかまれているので
身動きが取れずに、「キィ、キィ」と半泣きで王子に助けを求めるドラキー
情けない・・・( ´艸`)
どんな状況でも物怖じしない。
出来もしない呪文を唱え、モンスターにはダメ出し
うん、ティア姫は最強です!
最強の味方と共に、次回はいよいよ勇者の泉に入ります。
この調子で書いたら何百記事になるんだろう?
楽しみながら、がんばって書いていきますね♪
次回もお楽しみに~♪