ゲームブック ドラゴンクエストⅡを熱く語る!

不朽の名作「ゲームブック ドラゴンクエストⅡ」(エニックス版)                                        完成度の高い作品をゲームと比較しながら熱く語ります。 Twitter もあります→ https://twitter.com/john_dq2_book

サマルトリア妹、最強説を検証する

ファミコン版(スーファミ版もかな?)のドラゴンクエストⅡでは

サマルトリアの王子が激弱なので「妹の方が強い?」という声があり

「妹最強説」も出ているとか。

 

私の考えを言うと、妹は最強です(笑)

 

ゲームブックでは、妹のティア姫は王子と一緒に勇者の泉へ同行します。

王子が「ムーンブルクに行く」と言っても、無限ループになって絶対に断れず

「勇者の泉に行っても良いけど、ティアの同行はダメ!」と言っても聞き入れない。

この強引さも含め、妹最強説は正しいです。

 

ムーンブルクが落城して、ナナ姫から助けを求められて

カインと合流するために勇者の泉へ向かう。

 

そんな旅にもかかわらず、ティアはお出かけ着に着替えて

サンドイッチの入ったバスケットを持って「さぁ、いきましょう♪」

ピクニックに出るようにルンルンの旅立ちです。

 

道すがら、草原に腰かけて楽しいお弁当タイム♪

いつも干し肉ばかり食べている王子にはサンドイッチが美味しい♡

 

においを嗅ぎつけたのか、ほのぼのした空気を壊そうとしたのか

ドラキーとやまねずみが2人に襲い掛かります。

 

ここで、ティアが呪文を唱えることができます。

出来るのはなんと「イオナズン」と「パルプンテ」!

 

イオナズンを唱えさせる>

ティア「イ・オ・ナ・ズーン!」

後述しますが、呪文は詠唱するもので単語を言えばいいってもんじゃないです(笑)

もちろん、閃光も出なければ、爆発もしません。

 

でも、ドラキーややまねずみにとってイオナズンは脅威。

なんちゃって呪文でも効果は抜群で、一目散に逃げだします。

王子は何もせずに経験値を獲得!ヾ(o´∀`o)ノ♪

 

 

パルプンテを唱えさせる>

ティアパルプンテー!」

 

ティアの声がこだまとなってあたりに響き渡り

あたりの森という森からドラキーたちが集結してきます。

1,000匹を超える空を覆いつくすほどのドラキーで周囲は暗闇に…コワッ

 

ちなみに、この1,000匹以上のドラキーを倒すと

天から光が降りてきて「あなたはアリアハンに来てください!」と言われ

別世界へ連れていかれるというエンディングを迎えます。

 

実際は戦うだけムダなので逃げる選択がベストですが

逃げるとお弁当を魔物たちに奪われて、ティアからダメ出しを食らいます (。-_-。)

 

 

ねずみが怖くてしがみついてくるティアが邪魔ですが

普通に剣を抜いての戦闘もできます。

 

戦闘に勝つと、ティアはドラキーにブチギレします(笑)

ドラキーの尻尾をガッチリ捕まえて罵声を浴びせていきます。

 

ゲームブックを確認したので書き直しました。引用します。

 王女はドラキーのシッポをひっつかんで怒鳴りつけている。

「ティアが一生懸命つくったサンドイッチを取ろうなんて、いい根性じゃない」

「キィ、キィ、それにしてはたいした味じゃないキィ」

「失礼しちゃうわね。そんな横にぶっちゃけたような口で、味なんかわかんの。生意気よ、ドラキーのくせに。そのにやけた口なんとかしなさいよ。耳なんてとんがっちゃって。だいたい、コウモリのぶんざいで昼間っからうろつき回るなんて、常識知らないんじゃないの。ばっかみたい」

「そ、そんなことないキィ。昼に活動する仲間も……」

「あたしにお説教するつもり?だったらその前にサンドイッチ返しなさいよ。にやけた口で偉そうなこと言ったって、恐くもなんともないわ。待ちなさいよ。そんな飾りものみたいな羽根パタパタさせちゃって。逃げようったって、そうはいかないからね。食い物の恨みは恐ろしいんだから。さあ、返しなさいよ、え。返しなさい」

 

 エニックスオリジナル版 ゲームブックドラゴンクエスト

 上巻 ロトの末裔たち|エニックス出版局 編 

 

f:id:john0910:20170919055108j:plain

ティアに一方的にまくしたてられて、逃げようにも尻尾をつかまれているので

身動きが取れずに、「キィ、キィ」と半泣きで王子に助けを求めるドラキー

情けない・・・( ´艸`)

 

どんな状況でも物怖じしない。

出来もしない呪文を唱え、モンスターにはダメ出し

 

うん、ティア姫は最強です!

最強の味方と共に、次回はいよいよ勇者の泉に入ります。

 

この調子で書いたら何百記事になるんだろう?

楽しみながら、がんばって書いていきますね♪

 

次回もお楽しみに~♪