ゲームブック ドラゴンクエストⅡを熱く語る!

不朽の名作「ゲームブック ドラゴンクエストⅡ」(エニックス版)                                        完成度の高い作品をゲームと比較しながら熱く語ります。 Twitter もあります→ https://twitter.com/john_dq2_book

攻略本のつもりで買ったゲームブック

だらだらと書き綴ったヘタレプレイ日記とはおさらばして

これからはいよいよ本題!ゲームブックの話に入ります。

 

まずはゲームブックを買ったきっかけから。

 

ゲームプレイはお父さんに丸投げして

参謀役としてエラそうに横から口出ししていた私。

 

でも、ゲームをしたことある方はわかると思うのですが

すぐに詰まっちゃうんですよね。

 

ルプガナで船をもらったはいいけど、え?どこへ行けばいいの??

これから先、何のために旅をすればいいの?

 

街の人が話すことにヒントがあるのですが

ヒントになるほどの情報も得られないことが多くて…。

 

「炎のほこらに太陽の紋章があるらしい」

「海のどこか精霊をよびだせるほこらがあるらしいぜ」

 

・・・・。

えっと、炎のほこらについて教えてもらえませんか?

せめて「〇〇城の近くの海」とか言ってもらえませんか?

 

今はネットで簡単に攻略情報を調べることができますが

当時はゲームで手詰まりになった子供たちの味方は「攻略本」でした。

 

私も「攻略本」を探しに、お年玉をもって近所の本屋さんへ行きました。

 

発売から2年ほど経ってからプレイを始めているので

そのころ、ゲームはドラゴンクエスト「Ⅲ」が大ブームでした。

 

ゲーム本コーナーもⅢの攻略本がドーンと平台に積まれていて

Ⅱは本棚にぎゅうぎゅうに入れられていました。

 

その棚にあったのが

ゲームブック ドラゴンクエストⅡ」

 

そもそも、ゲームブックってご存知ですか?

面白いシステムなのに、なぜか廃れてしまいましたね。

 

簡単に言えば、フローチャートを文章でやるような感じですね。

 

まず、文章の頭に番号が振ってあります。

文章を読み、最後の選択肢に書かれている番号へ進みながら読むものです。

 

たとえばこんな感じ。

29「マドハンドがあらわれた。どうする?」

 たたかう→78へ  にげる→219へ

 

「たたかう」を選ぶなら、78と書かれている文へ移動して読み進めます。

78「マドハンドは仲間を呼び、倒しても倒してもキリがない。どうする?」

 たたかい続ける→362へ  にげる→14へ

 

本のページをいったり戻ったりしながらストーリーが進んでいく感じです。

 

パッと見ただけで「攻略本」でないのは明らかでしたが

ストーリーを楽しみながら、攻略情報もわかればいいな~と思って買いました。

 

炎のほこらについて書いてあるかもしれないし

ストーリーに沿って同じように進めていけばいいだろう。

 

それが、読んでみればまさかの完全オリジナルストーリー。

しかも、ものすごいクオリティの高い、芸術作品でした。

 

ゲームは お父さんに丸投げしていたので そっちのけで

夢中になって読むふけりました。

 

これから、その完成度の高い作品について書いていこうと思います!

前置きが長い!  ホントにすみません。。。